ミュージカル『モーツァルト!』新バージョンに山崎育三郎が手応え「生まれ変わった」 - 2018年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『モーツァルト!』開幕 1 左から、木下晴香、平野綾、山崎育三郎、古川雄大、生田絵梨花

▲ 左から、木下晴香、平野綾、山崎育三郎、古川雄大、生田絵梨花

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山崎育三郎&古川雄大主演のミュージカル『モーツァルト!』が、明日24日に帝国劇場にて開幕。その初日を前に囲み会見が行われた。

天才作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの波乱に満ちた生涯を描いた本作。『エリザベート』のミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)&シルヴェスター・リーヴァイ(音楽・編曲)&小池修一郎(演出・訳詞)の顔合わせにより、2002年から上演が重ねられている人気作だ。

演出を一新して送る今回に、山崎は「かなりブラッシュアップしましてます。舞台装置は丸々変わってかなりゴージャス。幕が開いたら圧倒されると思います。新しい衣裳も新しいものがあるし、芝居の面でも変更があったり、新曲も加わって、生まれ変わった『モーツァルト!』になってます。3度目ですが新作の初演に挑むつもりで稽古場にいましたね」と胸を張る。新曲には「山口祐一郎さんとのデュエットで難しいナンバーだけど、ヴォルフガングの心境の変化がより、明確に見えるんじゃないかな。すごくいい曲」と語った。

帝国劇場・初主演にとなる古川は「なるべく“帝劇主演”だとは考えずに稽古に挑みましたが、やっぱり初日が近付くと少しずつ意識してしまって、すごく緊張はしています。本番は楽しみながら挑めたら」と意気込んだ。

コンスタンツェを14年公演に続き演じる平野綾は「最近はすごく振り幅の大きい役をやっているので、4年前とは全然違う顔が見せられるのでは」と自信を見せると、同役初挑戦の木下晴香は「一つずつ先輩方に教わりながら不安を解消しているので、ここまで来たら思い切って演じたい」と気合を入れた。

同じくコンスタンツェ初挑戦の生田絵梨花(乃木坂46)は「始まる前は、今までと180度違う役だと言ってたんですが、稽古を重ねていくうちにすごく身近に感じて、共感できるようになりました。相手と向き合うことで、今までなかったものをたくさん感じられたので、本番もそういうところを大事に周りの方々を信じて頑張りたい」と手応えをのぞかせる。「悪妻っぽくはなってきた?」という質問には「グループ(乃木坂46)に戻ると、姿勢の乱れを注意されたり(笑)。ちょっと喋り方もトーンが落ちたりして影響が出ているかも」と笑った。

3人のコンスタンツェの顔ぞろえに、山崎は「それぞれにまったくキャラクターが違うので、ヴォルフガングとしての受け止め方も変わってくる。毎回、お芝居が新鮮。コンスタンツェが変わるだけで作品が変わるので、何通りでも楽しめるのでは」と語った。

山崎の出演はこれが3度目。「初演は苦しさしかなかった。23歳だったし、いろいろなプレッシャーに押しつぶされそうになりながらでした」と振り返りながら、「32歳になって、自分の中に腑に落ちるものがいろいろと多くなってきたので、今の自分が感じるヴォルフガングをつくりたい。見ていた景色が変わってきたので、ヴォルフガングとしてステージに生きているという実感がある。またちょっと違う自分が見せられるのでは」と充実した表情だ。

そんな彼に、古川は「大人としての余裕がある。現場でのコミュニケーションの取り方とか盛り上げ方も勉強になる」と話し、平野も「引っ張っていってくれるので、尽くしたいと思わせてくれる。それに座長としても居住まいが『モーツァルト!』にふさわしい。すごく頼りにしてます」と信頼を寄せていた。

対して、山崎からは、古川に「僕が初演の時は、毎日やめたいと思いながら、涙をこらえながらやっていたんですが、彼は、あまり表情に出さず、ひょうひょうとやっている印象なんです。雄大は、今までにないヴォルフガングをつくってますし、こんなに美形のモーツァルトはいない。雄大のヴォルフガングに心動かされてますね」と太鼓判。Wキャストとしての「嫉妬は?」という質問が飛ぶと「(古川は)顔が小さいから、(写真撮影では)僕はちょっと後ろに下がります(笑)」と笑わせた。

稽古を振り返り「(ヴォルフガング)はとてもハードな役なので、最近はよく食べるようにしている」という古川は、自分でつくった白おむすびを持参して食べているのだそう。古川は「味があるものは、本番前に食べても喉を通らなかったりするので」と話し、山崎曰く「スーパー繊細」という一面を明かした。

また、「稽古中に、育三郎さんからたくさんいただいたアドバイスを生かせるように集中したい」と気を引き締めた古川。アドバイスの内容を問われると「一番グッと来たのは『ヴォルフガングは一度ステージに立ったら、(自分を)導いてくれる役』ということ。それを初めての通しの時に感じたんです。その感覚を持ちながら、その時その時に出会う人との関係性や感情を大切に演じたい」と意欲を見せた。

なお、妻・安倍なつみの第2子妊娠を祝福されると山崎は「ありがとうございます」とにっこり。長男の子育てに話題が及ぶと「ミュージカルはビッグナンバーばかりだから子守唄にはできないよね(笑)」と笑ったが、「膝に乗せてピアノを鳴らしたりして、絶対音感を付けようかと」とパパぶりを垣間見せた。

最後に山崎は「稽古初日に演出の小池(修一郎)先生は、赤いジャケットを着て登場して、『赤には生まれ変わるという意味がある。僕も新しい気持ちで作品に挑む』と、先生のとても強い思いから始まりました。本当にさらにパワーアップした作品になっいますし、これだけミュージカル界のスターが集まった、作品はほかにありません! 日本を代表する作品だと思っていますので、ぜひ初ミュージカルという方も劇場に体感しに来てください」と力強いメッセージを送り会見を締めくくった。

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  • 『モーツァルト!』開幕 1 左から、木下晴香、平野綾、山崎育三郎、古川雄大、生田絵梨花
  • 『モーツァルト!』開幕 2 山崎育三郎
  • 『モーツァルト!』開幕 3 古川雄大
  • 『モーツァルト!』開幕 4 平野綾
  • 『モーツァルト!』開幕 5 生田絵梨花
  • 『モーツァルト!』開幕 6 木下晴香
  • 『モーツァルト!』開幕 7 左から、木下晴香、平野綾、山崎育三郎、古川雄大、生田絵梨花
  • 『モーツァルト!』開幕 8 山崎育三郎(左)と古川雄大

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