朝夏まなと&神田沙也加の新イライザが登場 ミュージカル『マイ・フェア・レディ』製作発表会 - 2018年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『マイ・フェア・レディ』会見 1 左から、別所哲也、神田沙也加、朝夏まなと、寺脇康文

▲ 左から、別所哲也、神田沙也加、朝夏まなと、寺脇康文

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『マイ・フェア・レディ』会見 19 左から、前田美波里、今井清隆、別所哲也、神田沙也加、朝夏まなと、寺脇康文、相島一之、平方元基、G2

▲ 左から、前田美波里、今井清隆、別所哲也、神田沙也加、朝夏まなと、寺脇康文、相島一之、平方元基、G2

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朝夏まなと&神田沙也加のWキャスト主演で、9月に東急シアターオーブにて上演されるミュージカル『マイ・フェア・レディ』。本作の製作発表会が都内で行われた。

ジョージ・バーナード・ショーの戯曲『ピグマリオン』をもとに、ロンドンの下町の花売り娘イライザが、ヒギンズ教授の教育により社交界の華へと生まれ変わるシンデレラ・ストーリーを描いた『マイ・フェア・レディ』。1956年に初演されたブロードウェイ版のほか、オードリー・ヘップバーン主演の映画版でも多くの人びとに愛される名作だ。日本では63年の初演から上演が重ねられ、日本初演50周年を迎えた2013年からは、G2の手掛ける新演出版で上演されている。

今回、イライザを担うのは朝夏まなと神田沙也加の二人。宝塚歌劇団宙組を退団し、本作が退団後初のミュージカル出演となる朝夏は「初心者マークですから、体当たりでぶつかって、いろいろな面を引き出してもらって、そこから自分のイライザが生まれたら」と意気込んだ。

一方、イライザは「ミュージカルを志した、憧れの役」だと思い入れたっぷりの神田は「私のように『マイ・フェア・レディ』が大好きなお客様にも納得していただけるように」「舞台に立たせていただくからには、私である意味を見付けたい」と頼もしい言葉を聞かせた。

また、朝夏のパートナーを務める、ヒギンズ役の寺脇康文は「がさつなイライザは絶対に二重マルかと思いますが(笑)、淑女になってからのイライザに不安を持っているそうなのでフォローしながら、二人で一緒につくり上げましょう」とメッセージ。「でも、まだ会うのは3度目くらいですからね。お酒は飲まれますか?」と問いかけ、朝夏が「はい」とうなずくと「だったら、一度どぶろくでも飲みながらね(笑)。いや、最初はビールにしましょうか(笑)」とにっこりと笑い、新カップルへのアプローチを垣間見せた。

対して、神田のパートナーを務める別所哲也は「横にいるだけで瞳がキラキラして、吸い込まれそうなくらいにお美しい。僕らも飲みニケーションから……」と誘ったものの、神田はお酒が飲めないと分かると、「じゃあ、私たちはお茶会でね(笑)」と笑いを誘った。

新たな二組のカップルに演出・G2は「結局、男と女の話が根本。夫婦やカップルは千差万別ですから、違う個性のカップルをつくっていきたい。各カップルに意味があると思うので、ディスカッションして、この二人でないとやれないヒギンズとイライザをつくっていきたいと思います」と意欲を見せた。

そのほか、会見での主なコメントは以下の通り。

■G2
2013年の“リボーン版”で3回目、キャストもほぼ一新で、なかなか華やかに賑やかに入れ替わりました。このオファーをいただいた時、どこまで本気なのかは分かりませんが、東宝さんは「50年続けてきた作品を、あと50年続けて全部で100年続けたい」とおっしゃっていたそうです。そのためには、いろいろ新しくして、今を生きる人の感覚にもっていきたいと、歌詞・セリフを全部書き換えました。それから当時やっていないシーンを復活させ、構成を大きく変えて、でもちょっと工夫をして時間を短くしました。劇中で話されるのは、イギリスのコックニー訛りという、ロンドンの訛りです。全地球を見ても、都心部で訛りがあるのは、江戸とロンドンだけらしいんです。ということで、江戸弁とコックニー訛りを合わせた形でやり始めました。今回は加えて、もう一つ人間ドラマを深くしっとりと、一人一人の胸に迫るような、演出を加えていきたいと思います。

■朝夏まなと
昨年の11月に宝塚を退団して、初めてのミュージカルです。それが伝統ある『マイ・フェア・レディ』で本当にうれしく光栄に思っています。“女優さん”として、今までとはまったく違うことに挑戦していくわけで、その不安とワクワクで胸がいっぱいなんですが、G2さんと素晴らしい共演者の皆様からたくさん勉強させてもらって、また新しい道をしっかり頑張っていきたいと思います。
先ほど、歌唱披露で歌いましたが、誰もが知る名曲ぞろいのミュージカルで、本当に緊張で震えていたんです。数々の大先輩が演じてきて、それぞれのイライザのイメージがあると思いますが、(女優として)初心者マークですから、G2さんや共演者の方々に体当たりでぶつかって、いろいろな面を引き出してもらって、そこから自分のイライザが生まれたらと思います。

■神田沙也加
『マイ・フェア・レディ』は、私にとって本当に特別な作品です。ずっと大好きで何回も劇場に足を運んで、何回見たことでしょうか。一緒になって同じセリフを言って、歌を歌って、楽しんできました。今回はそういうふうにお客さんとして楽しむのではなくて、実際にイライザとして皆様にお会いできることを楽しみにしてきました。素晴らしい先輩方や、G2さんにご指導いただいて、誠心誠意、真摯に役と作品と向き合っていけたらと思います。
私は、イライザを目指してミュージカルを志しました。決まった時は、泣き崩れましたし、大声で叫んだし、大人になってもそれだけ興奮できるくらい、目標として在り続けた存在でした。ここにこうして立っているという、今日のこの初心、過去にイライザを演じられた先輩方への尊敬の気持ちを持ち続けたい。そして、立たせていただくからには、私である意味を見付けて、皆さまにもバッチリと提示したいと思います。ファンということもあって、イメージトレーニングは何百回もできています(笑)。それが役立つかは分かりませんが、あまり決まりをつくらずに、まずは自由にやってみたいと思います。

■寺脇康文
リボーン版3作連続で出させていただきます。最初に台本をもらった時に「できないな」と思ったくらいに、セリフの量がすごいんです。言語学者ですから噛めないし(会場笑)、セリフと日々格闘してきました。今までのヒギンズはほとんどセリフだったそうですが、リボーン版では歌になっているし、新しい挑戦をさせていただき楽しくやっていました。
今回、また呼んでいただいたので「お前はもういいよ」と言われないように、新しいヒギンズを頑張ってつくっていかないといけないと思っています。G2さんの演出はきめ細かい、繊細な演出ですので、それぞれのキャストの心情がしっかりと読み取れる、ミュージカルですけど、人間模様としても楽しめる作品になると思います。

■別所哲也
憧れのヒギンズをやらせていただきます。僕にとってはミュージカルは一つの表現の場として大切にしてきたジャンルです。東宝では、30代で『レ・ミゼラブル』、40代で『ミス・サイゴン』『南太平洋』、そして、50代という年齢を重ねて、この作品に参加できて本当に光栄です。憧れの宝田明先生ですとか、数々の尊敬する先輩、名優が歴史の中で重ねてきた役柄ですので、僕もこの役柄をどう演じられるのか楽しみです。
沙也加ちゃんとは『レ・ミゼ』では親子だったけど、今回は沙也加ちゃんなんて言ってはいけませんね! 沙也加さんと、こうして新たな共演をさせていただくことに、非常に喜びを覚えております。素晴らしい舞台にここにいる仲間とスタッフとつくり上げていきたいと思います。

■相島一之
この話を初めていただいた時に、びっくりしました。え! 僕でいいんですか!? と。私は20歳くらいから、小劇場で演劇をやってきて、東宝のミュージカル作品は、昨年の『フランケンシュタイン』に初めて出演させてもらったばかり。それが50年ですよ! 50年という長い長い歴史の伝統のある『マイ・フェア・レディ』に、しかもピッカリングです! いい役なんです……。いつも主人公の隣にいるんです! しかも初演は増田キートンさん! 昭和の名コメディアンにして名俳優がやられた役を相島がやっていいのか…? ……やらせていただきます!(会場笑) どうか皆さん楽しみにしていてください。
でも、やっぱり僕は勉強しないとダメ。ミュージカル初心者ですから。家で前回の映像を見て勉強してたんです。そしたら小学生になったばかりの6歳の子供が「運が良けりゃ♪」って歌うんですよ。なんてことでしょう!(会場笑) どれだけこのミュージカルは楽曲がいいんだ! 僕はあまり歌わないんですけどね(会場笑)。ちょっと残念ですが、これだけ興奮していることが伝わればうれしいです。

■今井清隆
僕が、この作品を初めて観たのは栗原小巻さんがイライザで、神山繁さんがヒギンズでした。僕は若かったので、いつかフレディをと思ったら、こんな感じになっちゃいました(笑)。いいかんげんなオヤジの役なので、向いてないかなと思ったんです。こう見えても生真面目に粛々と生きてきたので(笑)。でも、G2さんから「コメディーとか面白い役は、真面目な人じゃないとできない」と増田キートンさんがおっしゃっていたと聞いて、あぁそうかとちょっと安心しました(笑)。

■平方元基
再びこの作品に出会えて、本当にうれしく思っています。13年にフレディを演じて、その時に[君の住む街角]という名曲を歌わせていただきました。日に日に緊張が解けていき、すごく幸せな気持ちで、毎日舞台に立たせていただいたという記憶がよみがえってきました。また幸せな気持ちをみなさんと共有できるように頑張ります。

■前田美波里
芸能界に入ったのが15歳で、その年に上演されていたのが、江利チエミさん出演の『マイ・フェア・レディ』。憧れの作品でした。今回は、とても心優しい母でありながら、気品があり、そして息子のすてきな相手を探している。今まで長いことミュージカルに携わってきた中で、温かく見守れる役はなかなかなかったんです。実生活でも母親ですので、演じるのは楽かなと思いますが、英国ですから。アメリカの血が入っている私には、ちょっとジャマをするところもあるかもしれません(会場笑)、ちょっと抑えて、気品よく母親役を、頑張っていきたいと思います。

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  • 『マイ・フェア・レディ』会見 1 左から、別所哲也、神田沙也加、朝夏まなと、寺脇康文
  • 『マイ・フェア・レディ』会見 2 神田沙也加
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  • 『マイ・フェア・レディ』会見 5 朝夏まなと
  • 『マイ・フェア・レディ』会見 6 朝夏まなと
  • 『マイ・フェア・レディ』会見 7 朝夏まなと
  • 『マイ・フェア・レディ』会見 8 G2
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  • 『マイ・フェア・レディ』会見 19 左から、前田美波里、今井清隆、別所哲也、神田沙也加、朝夏まなと、寺脇康文、相島一之、平方元基、G2
  • 『マイ・フェア・レディ』会見 20 左から、別所哲也、神田沙也加、朝夏まなと、寺脇康文

インフォメーション

ミュージカル『マイ・フェア・レディ』

【スタッフ】脚本・歌詞=アラン・ジェイ・ラーナー 音楽=フレデリック・ロウ 翻訳・訳詞・演出=G2
【キャスト】朝夏まなと、神田沙也加(Wキャスト)/寺脇康文、別所哲也(Wキャスト)/相島一之/今井清隆/平方元基/春風ひとみ/伊東弘美/前田美波里 ほか

2018年9月16日(日)〜30日(日)
・会場=東急シアターオーブ
・一般前売=6月30日(土)開始
・料金=全席指定S席12,500円/A席8,000円/B席4,000円

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