成河、全38役の一人芝居挑戦に「無茶を見てほしい」 『フリー・コミティッド』本日開幕 - 2018年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する

成河が全38役を演じ分ける一人芝居に挑戦。舞台『フリー・コミティッド』が、本日28日にDDD青山クロスシアターにて開幕する。

物語の舞台は、NYの超人気レストラン。売れない俳優で電話予約受付係をするサムを中心に、金持ちの社交界夫人、日本人観光客、カリスマ・シェフ、サムの父親、下っ端マフィアなどなど、どうにかリザベーションを入れようとする、さまざまな人たちが織り成す、抱腹絶倒の会話がつむがれていく。

初日を前にして、成河は「まだ現実感がないですが、お客さんが共演者だと思っています。お客さんと舞台を一緒につくっていきたい。実は体がボロボロなので、お客さんから活力をもらいたいです」とメッセージを送った。

「ハンパない運動量と肺活量(笑)」と成河が語る通り、約2時間の上演時間で全38役を演じる本作。見どころについては「くだらないコメディーだと思われてもいいし、プライベートな記憶につながる人がいてもすてきだと思うし、38役というものに圧倒されるのもいいと思う」とそれぞれのアプローチを提示した。成河自身は「美術」を挙げて「一人芝居であることを、どこか忘れてもらえるような空間をつくるためのすてきなセット」とアピールした。

数々の作品で活躍する成河だが、これが初めての一人芝居。「稽古の中盤から、あくまで“37人を使ってサムを演じる”ということに注力しました。モノローグのない、会話だけでつむいでいく一人芝居なので無茶をします。その無茶を特に見てほしい。稽古中に決まったことを何度も何度もひっくり返してつくってきた舞台なので、とても鍛えらました」とこれまでを振り返る。「特に鍛えられた部分」という質問には「肺活量です(笑)。観ていただいたら分かると思う。役の切り替えにも注目してほしいですね」と答えた。

公演ビジュアルでも分かる通り、“電話”がキーとなる本作。「電話恐怖症にならなかった?」という質問が飛ぶと「電話恐怖症だと東京だと生きられないですよね。現代の都会での暮らしを本当に象徴している作品。恐怖があって、それを乗り越えて、それが、なんでもないものになるというお話なので、僕もそうなりたくてやっている」と成河の意欲的な姿勢が垣間見えた。

開幕に向けては「分からないというのが率直な気持ち。どういう舞台になるのか、何が起こるのかわからない舞台なので、やはりいつもとは心境が違う。どうにでもなれという気持ちでやっていきたい」と率直に話したが、一人芝居で、1カ月という長丁場には「こういう舞台が夢でした。このぐらいの空間で1カ月間やれるというのは簡単なことではない。これもプロデューサーさんのおかげだと思っていて、作品よりも、夢がかなうということで飛びついた作品でもある。フラッと来れる人を増やしたいので、長い期間やりたかったんです。そういう人が増えるようにと今も燃えてます」と力強く意気込みを語った。

この記事の写真

  • 『フリー・コミティッド』開幕 1
  • 『フリー・コミティッド』開幕 2
  • 『フリー・コミティッド』開幕 3
  • 『フリー・コミティッド』開幕 4
  • 『フリー・コミティッド』開幕 5

インフォメーション

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/10027