早霧せいなの剣心が再び見参 浪漫活劇『るろうに剣心』製作発表会 - 2018年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『るろうに剣心』会見 1 後列左から、松岡広大、植原卓也、広瀬友祐、三浦涼介、愛原実花、前列左から、上白石萌歌、早霧せいな、松岡充

▲ 後列左から、松岡広大、植原卓也、広瀬友祐、三浦涼介、愛原実花、前列左から、上白石萌歌、早霧せいな、松岡充

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『るろうに剣心』会見 9 早霧せいな

▲ 早霧せいな

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『るろうに剣心』会見 11 左から、三浦涼介、植原卓也、上白石萌歌、早霧せいな、松岡充、松岡広大、広瀬友祐

▲ 左から、三浦涼介、植原卓也、上白石萌歌、早霧せいな、松岡充、松岡広大、広瀬友祐

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早霧せいな演じる緋村剣心が再び見参。今秋、新橋演舞場・大阪松竹座で上演される浪漫活劇(アクション・ロマネスク)『るろうに剣心』の製作発表会が、都内で行われた。

原作は、週刊少年ジャンプで連載された、和月伸宏の大ヒット漫画。幕末に伝説の人斬りとして恐れられた剣客・緋村剣心を主人公に、個性的な登場人物たちが繰り広げる歴史活劇だ。大きな人気を博したアニメ版や、佐藤健主演の実写映画版でも広く知られた同作。2016年には、当時、早霧率いる宝塚歌劇団雪組により初ミュージカル化され、話題を呼んだ。

このたび、宝塚を退団した早霧が再び、緋村剣心として舞台に現れる。共演には、神谷薫役・上白石萌歌、斎藤一役・広瀬友祐、四乃森蒼紫役・三浦涼介、武田観柳役・上山竜治、相楽左之助役・植原卓也、高荷恵役・愛原実花、緋村抜刀斎(剣心の影)役・松岡広大、そして、舞台版オリジナルキャラである加納惣三郎役に松岡充と、多彩な面々が集結する。

原作の魅力を問われると、早霧は「引き込まれました。漫画というと子供が夢中になるものかと思って読んでみたら、もしかしたら子供以上に、生きてきた年数が多い人ほど、いろいろなものを感じる原作なんじゃないでしょうか」と語り、「また、2年前には感じなかったことを発見できるように読み込んで挑戦したい」と意欲的。さらに「ファンがたくさんいらっしゃるので、その期待は裏切りたくない。自分も剣心ファンとして、誰よりも深い愛で挑みたい」と熱意が垣間見える。

また、松岡充は「僕は1995年のデビューなんですが、96年にTVアニメが始まって。その主題歌をJUDY AND MARYやSIAM SHADEとか同期がやっていたので、SOPHIAでも主題歌をやりたくてやりたくて!(会場笑) まさか、こんな形で出られるとは!(笑)」とミュージシャンでもある彼ならではの思い入れを明かしていた。

そのほか、会見での主なコメントは以下の通り。

■小池修一郎(脚本・演出)
2年前の宝塚版の製作発表会でも同じように、会見で中井美穂さんが司会してくださいましたが、こんな日がまた来ようとは誰が思ったでしょう。ついこの間、『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』ですてきな女優になったばかりなのに、また男に戻っていいのかとも思いましたが、もう一度、早霧せいなの剣心に会ってみたかったんです。“和の殿堂”に早霧せいなの剣心が現れるのは、すごくすてきなことではないかと思って踏み出しました。
加納惣三郎は、和月先生から、どうぞ新しいキャラクターをつくってくださいと、逆提案いただいて考えた、舞台版のオリジナルです。私自身としては面白くハマったと思っていて、今回も再現しようと思いました。歌えて、かつミステリアスで、年齢不詳なところがある役者さんを探して、松岡充さんにお願いしました。
今、思うのは、昔でしたら“ボーダーレス”と言いましたが、女性が男性を演じる、女性が男性を演じることの垣根がなくなってきたのではないでしょうか。単一の性が、両性を演じるのは、京劇や歌舞伎、東アジアの一つの文化だと考えています。そして、宝塚も100年続き、舞台の一つのジャンルとして確立しています。
さらに、日本発の漫画・アニメをもとにし、近年、勢いのある「2.5次元ミュージカル」が生まれ、そういったものが全部融合して、新しい舞台エンターテインメントが生まれるのではないでしょうか。“新しい”とは、まったく新規で、今まで見たことのないものをつくるだけでなくて、ずっと続いてきた文化が混ざり合って次のものが生まれるという形でもあります。
とはいえ、漫画・アニメで、ミュージカルで、新橋演舞場・大阪松竹座です。堅く、難しく考えるものでなく、大衆娯楽エンターテインメントです。花道も、バンバン踏みまくって、楽しく明るい舞台の幕が開けられたらと思います。

■早霧せいな 緋村剣心役
宝塚在団中の2年前に緋村剣心に出会い、私にとって、とても大切な作品になりました。そこから時が経って、私はもう男役ではなくなり(笑)、男性キャストがいる中で、自分が男性を演じるのはどうなのかと、ここに漕ぎ着くまでは、正直、悩みました。ですが、“人”を演じるという意味では、男性も女性も変わりはないのではないかという境地に気付いて、今、ここに立っています。新しいキャストの皆さん、小池先生と心を一つに、新しい『るろうに剣心』を皆様にお届けできたらと思います。
女性だけの宝塚とは違って、男性キャストの皆さんは、大きく、迫力も全然違うと思うんですが、女性ならではのしなやかさや細やかさ、そして、一度剣心をやっている経験値を踏まえて、皆さんに負けないようにしたいと思います。外部の作品で男性を演じるという挑戦でもあるので、思い切り暴れ回りたいと思います。
【役の見どころ】
宝塚時代にも意識したところではあるんですが、剣心は“人斬り抜刀斎”という過去を持ち、“十字傷”を負って、逆刃刀を持つことになる。そういう、彼の過去を踏まえた上で、強さと明るさ、優しさを、メリハリをもって、ミュージカルナンバーに負けないくらいの気持ちを持って、緩急を意識して演じます。
【扮装してみて】
やはり、懐かしいという思いが湧き上がってきて、自分でも不思議な感覚。退団して男役はやらないと思っていた中で、こうして男物の袴を着て、堂々と足を広げて座っていられるのは、やっぱり楽なんだなって(笑)。染み付いた感覚はなかなか抜けないんだなと。それが、男役を17年間務めてきた自分としては、喜びでもありました。また、赤い着物と赤い髪で、逆刃刀を持ち、舞台に立てる喜びを得る、こんな機会はもう2度とないと思うので、この高まった気持ちで本番を迎えたいですね。

■松岡充 加納惣三郎役
先生のお話にもあった通り、原作にはいないキャラクターです。そのキャラクターに並々ならぬ愛情をもって命を吹き込んで、先生が書き上げたものを演じることを光栄に思います。僕は、芝居を始めてからはまだ15年ですが、先生の演出作品は憧れでした。始めた当初、一度、お声掛けいただいたんですが、その時は、断念せざる得ず、それを超えて、また、お声掛けいただけたのはすごく光栄で、喜んで挨拶に行きました。その初対面の一言が忘れられません。「松岡くん! 結構、年行ってんだね!」(会場笑)。 先生、僕も年を取るんです(笑)。よろしくお願いします!
【役の見どころ】
原作にないキャラクターは、ある意味、ここからつくることができるという期待があります。愛を持った、悪の側からの正義をちゃんと演じたいと思います。
【扮装してみて】
今は衣裳に着られてる感じがありますが、本番近づくにつれて、もっとロック色が出てくると思います(笑)。

■上白石萌歌 神谷薫
『るろうに剣心』という作品に、こんな素晴らしいキャストの皆さん、憧れていた小池修一郎先生と、新たにつくっていけることを光栄に思います。神谷薫を演じるのはプレッシャーですが、凛と大胆に、でも揺れ動く気持ちを繊細に、演じていけたらと思います。
【役の見どころ】
活発で怖いもの知らずな部分がある一方、剣心に抱く淡い恋心とか、女性らしく繊細な一面もあり、いろいろな顔をもっている薫を私なりに解釈して、丁寧に芝居できたらと思います。
(早霧扮した剣心には)もう好きになってしまいそうです(笑)。
【扮装してみて】
袴は初めての経験で、今から自分が演じる想像ができて、なんだか背筋が伸びるような、見える景色が違うような感覚です。

■広瀬友祐 斎藤一
漫画・アニメ・映画・ミュージカルと、たくさんの人に愛され続ける『るろうに剣心』に立てることはうれしく思いますし、斎藤一を演じられることを光栄に思います。とにかく、ものすごく人気の作品ですので、キャラクターもいろいろな愛し方をされています。その中で、斎藤一という役を僕なりに愛して、『るろうに剣心』を愛して、広瀬友祐なりの斎藤一を演じられたらと思っています。
【役の見どころ】
斎藤一は冷徹で無愛想な印象ですが、“悪即斬”という彼なりの正義、信念を持って生きるカッコいい男ですので、自分なりに舞台で表現できたら。
【扮装してみて】
とりあえず、この前髪をどうしようかなというのが正直なところ(笑)。原作に忠実につくってくださってるので、これは慣れるとして、かっちり着る軍服を、あえて着崩すのが、だらしなく見えるか、色っぽく見えるかは、役者の力によるもの。ちゃんと見せられたらと思います。

■三浦涼介 四乃森蒼紫役
僕は、実写版映画で沢下条張という、とても元気なキャラクターを演じました。今回の四乃森蒼紫は、とてもクールで無表情な印象ですが、実は情に厚く芯のある男。上演時間は限られると思いますが、その中で、僕なりに小池先生のご指導のもと、一生懸命、四乃森蒼紫を演じたいと思います。
【役の見どころ】
僕なりに、彼の歴史を知った上で表現したいですね。それぞれのイメージがあると思いますが、三浦涼介が演じたことで、お客さんや小池先生に、いいねと言ってもらえる蒼紫を演じたいと思います。
【扮装してみて】
衣裳やヘアメイクは、すごくこだわり抜いてつくられていて、僕たちが、役に近づく上での大きな一歩になる、大事なアイテムです。今日のリハーサルでも、小池先生の指示のこだわりに、僕たちは、命を注いで演じないといけないんだなと感じました。

■植原卓也 相楽左之助役
自分がまさに子供のころ、人気のど真ん中だった作品に、身を投じることができて、本当に光栄です。相楽左之助は、男らしく芯のある、真っ直ぐなキャラクターです。しっかりと、左之助の持ち味をしっかりと出せるように向き合って、稽古を頑張っていきます。
【役の見どころ】
左之助にはなくてはならない武器である斬馬刀を振りかざせるのは、本当に楽しみです。お芝居と合わせてアクションも楽しんでいただけたら。
【扮装してみて】
左之助は、喧嘩屋で強くたくましく見えないといけない。小池先生には「もっと大きくなってくれ」と指摘をいただいてまして、個人的にはトレーニングもしていて、ご飯もいっぱい食べて(笑)、人生において、今、体重が一番重い状態です。ここから稽古を通してどうなるか、自分でもドキドキワクワク。心身ともに鍛えて本番に臨みます。

■愛原実花 高荷恵役
漫画・アニメも映画もミュージカルも大好きだったので、参加できることは本当に幸せに思います。現役時代は、早霧さんとは雪組でご一緒させていただいたので、あらためて、こうして同じ舞台に立てることは本当にうれしく思います。自分の持っているすべてを出し切って頑張りたいと思います。
【役の見どころ】
恵は、魅力の一つとして“妖”の言葉がぴったり。『エリザベート』では、皇帝を誘惑する色気が、まったくなくて、先生に怒られた思い出があるんですが……(笑)、あの時から10年以上経ち、少しは成長したところを、お客さまにもお見せできたら。
【扮装してみて】
雪組の『るろうに剣心』が印象に残っていますが、きっと、早霧さんも今回やるからこそのものがあると思いますし、新演出もあるし、私も8年経って学んだことも出しつつお力添えできたら。

■松岡広大 緋村抜刀斎(剣心の影)役
個人的にすごく『るろうに剣心』が大好きで、やるなら剣心をやりたいなとか思っていました(笑)。そんな中で、緋村抜刀斎という役は、恐悦至極に存じるというか(笑)、すごくうれしかったです。歴史ある劇場の板の上に立てるのは、役者として幸せです。早霧さんが演じる剣心の影が、ウソにならないように、しっかりと剣心とリンクするように、本番に向けて頑張ります。
【役の見どころ】
抜刀斎は殺陣が多いはず。個人的には刀を使う殺陣は初めてなので、役者として成長できると思うので、芝居を汲み取った殺陣を観ていただけたら。
【扮装してみて】
まだ衣裳に着られているように感じます。芝居や眼光とか、自分がまとうものから意識しないといけないんだと、皆さんの似合っている扮装に思ったので、妥協せずにしっかりとやっていきます。

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  • 『るろうに剣心』会見 1 後列左から、松岡広大、植原卓也、広瀬友祐、三浦涼介、愛原実花、前列左から、上白石萌歌、早霧せいな、松岡充
  • 『るろうに剣心』会見 2 松岡広大
  • 『るろうに剣心』会見 3 植原卓也
  • 『るろうに剣心』会見 4 広瀬友祐
  • 『るろうに剣心』会見 5 三浦涼介
  • 『るろうに剣心』会見 6 上白石萌歌
  • 『るろうに剣心』会見 7 松岡充
  • 『るろうに剣心』会見 8 松岡充(左)と早霧せいな
  • 『るろうに剣心』会見 9 早霧せいな
  • 『るろうに剣心』会見 10 左から、植原卓也、三浦涼介、早霧せいな、松岡広大(手前)、広瀬友祐
  • 『るろうに剣心』会見 11 左から、三浦涼介、植原卓也、上白石萌歌、早霧せいな、松岡充、松岡広大、広瀬友祐
  • 『るろうに剣心』会見 12 小池修一郎
  • 『るろうに剣心』会見 13 早霧せいな
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  • 『るろうに剣心』会見 15 上白石萌歌
  • 『るろうに剣心』会見 16 広瀬友祐
  • 『るろうに剣心』会見 17 三浦涼介
  • 『るろうに剣心』会見 18 植原卓也
  • 『るろうに剣心』会見 19 愛原実花
  • 『るろうに剣心』会見 20 松岡広大
  • 『るろうに剣心』会見 21 後列左から、松岡広大、植原卓也、広瀬友祐、三浦涼介、愛原実花、前列左から、上白石萌歌、小池修一郎、早霧せいな、松岡充

インフォメーション

浪漫活劇
『るろうに剣心』

【スタッフ】原作=和月伸宏「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−」(集英社ジャンプ コミックス刊) 脚本・演出=小池修一郎(宝塚歌劇団) 音楽監督=太田健(宝塚歌劇団)
【キャスト】早霧せいな/上白石萌歌/廣瀬友祐/三浦涼介/上山竜治/植原卓也/愛原実花/松岡広大/松岡充 ほか

■東京公演
2018年10月11日(木)〜11月7日(水)
・会場=新橋演舞場
・一般前売=7月28日(土)開始
・料金=全席指定1等席13,000円/2等A席8,500円/2等B席6,500円/3階A席5,000円/3階B席3,500円/桟敷席14,000円

■大阪公演
2018年11月15日(木)〜24日(土)
・会場=大阪松竹座
・一般前売=7月28日(土)開始
・料金=全席指定1等席(1・2階)13,000円/2等(3階)8,000円

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