劇団四季「キャッツ・シアター」が東京・大井町に新設 - 2018年7月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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劇団四季「キャッツ・シアター」内覧会 2 後列左から、タントミール役・間辺朋美、加藤敬二(振付・演出スーパーバイザー)、吉田智誉樹(劇団四季社長)、土屋茂昭(美術デザイナー)、ヴィクトリア役・馬場美根子、前列左から、ディミータ役・松山育恵、ボンバルリーナ役・山崎遥香

▲ 後列左から、タントミール役・間辺朋美、加藤敬二(振付・演出スーパーバイザー)、吉田智誉樹(劇団四季社長)、土屋茂昭(美術デザイナー)、ヴィクトリア役・馬場美根子、前列左から、ディミータ役・松山育恵、ボンバルリーナ役・山崎遥香

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劇団四季が、東京・大井町に「キャッツ・シアター」を新設。8月11日(土・祝)からのミュージカル『キャッツ』開幕に向けて、内覧会が行われた。

街の片隅のゴミ捨て場を舞台に、新しい人生を生きることを許される、ただ一匹の猫“ジェリクルキャッツ”に選ばれるため、年に1度の舞踏会に集まる個性豊かな猫たちの姿を描いた本作。1983年に東京・西新宿のテント式仮設劇場で初演され、日本初のロングラン公演を成し遂げた同劇団の代表作の一つに。これまでに、全国9都市でのべ23公演が行われ、これまでの国内総公演回数は9,802回、総入場者数は969万人にのぼり、この東京期間中の11月11日に35周年、2019年3月には日本公演通算1万回を予定している。

2009〜12年の横浜公演以来、6年ぶりの首都圏公演となる今回は、専用劇場を新設。1階席のみのアリーナ形式で、最後列まで20mという臨場感のある空間となっている。

振付・演出スーパーバイザーを務める加藤敬二は「僕も『キャッツ』に人生を変えられた一人」とコメント。その魅力を「猫と人間の関係性が逆転する特別な世界観。年代によって、見え方、感じ方がさまざまで、いろいろな世代が楽しめる。だからこそ長年のロングランが実現している」と語る。

パフォーマンス面について解説し、楽曲変更に伴い、おばさん猫ジェニエニドッツのゴキブリのダンスシーンが変更になるほか、けんか猫ランパスキャットのナンバーが装い新たに復活。また、泥棒猫:マンゴジェリーとランペルティーザの曲調が変わり激しくなっている、といったポイントが明かされた。

現在、稽古場には、84年のブロードウェイ版から参加しているクリステン・ブロージェットが、音楽監督として来日。加藤は「彼女は、一人ひとり丁寧に、長い歴史を重ねる『キャッツ』のこと、アンドリュー・ロイド=ウェバーの楽曲を指導しつつも、俳優たちと一緒になって『キャッツ』をつくることに情熱を傾けてくれている。新たにグッと引き締まった『キャッツ』をご覧いただけるでしょう」と胸を張った。

美術デザイナー・土屋茂昭は、劇場の機構・美術について紹介。「これは『キャッツ』のためだけの劇場」と語る通り、前方ブロックの名物“回転席”や、グロールタイガーの帆船が現れる機構などは、劇場を設計する段階から考えられており、「劇場のすべての機構は、『キャッツ』の演出に必要なものしかない、作品にもっともふさわしい空間」と力説した。

そして、土屋が「まず入ってきて楽しい空間をつくる」と語った劇場空間。その美術の大きな見どころは、猫の視点をイメージし、通常のサイズから3〜5倍の大きさでつくられた、数々の「ゴミオブジェ」だ。これまでに使用されてきたものに、京都造形芸術大学の学生たちが手掛けた作品など100点以上が加わった、約3,000点の大小さまざまなゴミオブジェが、場内を埋め尽くすように飾られている。

旧型携帯電話やファミコン、プレイステーションといった時代を反映したものや、公演が行われるその土地土地の“ご当地ゴミ”が、おなじみの注目点だが、土屋は「[メモリー]が代表曲でもある通り、この作品はやはり“思い出”がキーワード。お客さんそれぞれが、自分にとっての思い出深い品を見付けてほしい」とメッセージを送る。

さらに、会場内に植えられているクローバーの中には、一つだけ四つ葉のクローバーがあるそう。「ぜひ、見つけて幸せになってほしい。摘んでいってはダメですよ(会場笑)」とアピールした。

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  • 劇団四季「キャッツ・シアター」内覧会 1
  • 劇団四季「キャッツ・シアター」内覧会 2 後列左から、タントミール役・間辺朋美、加藤敬二(振付・演出スーパーバイザー)、吉田智誉樹(劇団四季社長)、土屋茂昭(美術デザイナー)、ヴィクトリア役・馬場美根子、前列左から、ディミータ役・松山育恵、ボンバルリーナ役・山崎遥香
  • 劇団四季「キャッツ・シアター」内覧会 3 加藤敬二
  • 劇団四季「キャッツ・シアター」内覧会 4 土屋茂昭
  • 劇団四季「キャッツ・シアター」内覧会 5 土屋茂昭
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インフォメーション

ミュージカル『キャッツ』

【スタッフ】曲=アンドリュー・ロイド=ウェバー 詞=T.S.エリオット 日本語台本・初演日本版演出=浅利慶太
【キャスト】劇団四季

2018年8月11日(土・祝)開幕
・会場=キャッツ・シアター
・一般前売=2019年1月31日(木)公演分:発売中/2月1日(金)〜6月30日(日)公演分:7月21日(土)開始
・料金=全席指定S回転11,880円/S1席11,880円/S席11,880円/A席8,640円/B席6,480円/C席3,240円

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