Studio Lifeが舞台版『はみだしっ子』続編を上演 - 2018年7月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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劇団Studio Lifeが、昨年上演した舞台版『はみだしっ子』の続編を上演する。

早世のマンガ家・三原順が、1975年から81年で「花とゆめ」連載した同名漫画を原作とした本作。それぞれの事情を抱え、この世の“はみだしっ子”となったグレアム、アンジー、マックス、サーニンという4人の少年たちの、心の彷徨と成長を描く。昨年10月の初演に続く今回は、原作の中から、前回描き切れなかったエピソードの続きを、前回と同じ4人組が演じるという。

脚本・演出の倉田淳が、「はみだしっ子」や原作・三原順にゆかりのあるゲスト3名を迎えて特別座談会を実施。

三原と同年にデビューした元漫画家で、ファンとして三原作品の再版活動など行ってきた笹生那実は「『大人が演じているんだよな〜』と思いながら見ていたはずが、いつの間にか幼い子供4人がそこにいるようにしか見えなくなり、引き込まれました」と、同じく三原作品の長年のファンで「はみだしっ子」の同人誌を64冊も刊行しているという柴咲美衣も「セリフの一つ一つはもちろん、立ち姿や手の組み方、足の角度など細かい所まで原作のテイストを大切にされているのが伝わってきて、とても愛を感じました」と初演の仕上がりに、それぞれ太鼓判を押す。

多くの熱狂的支持者を持つ原作のため「最初はこわごわ初舞台化」したと明かした倉田も、二人から「不安はもうない。今回は期待のみです!」と意欲を新たにした。

また、編集者として生前の三原に関わった白泉社出版部部長の前田太郎は「原作漫画は、世代を超えて受け継いでいかれる力を持っていますし、人生のバイブルと仰ぐ方も多い。2015年に原画展を開いた時には来場者の熱い思いに感動し、人々が漫画というものをどのように思っているのか、すごく考えさせられました」と話す。

倉田は「何といっても三原先生の作品は“言葉”がすてきで深い」語り、「今回の副題『in their journey through life』のlifeには、あえて冠詞を付けていません。普遍的なニュアンスが狭まってしまうからです。人生という彼らの旅はまだまだ続きます」と作品への思いを述べた。

続いて、4人の主人公を演じるキャストがそれぞれに抱負を述べた。

[TRK(トランク)チーム]は、年齢的に「今回をもって解散」と倉田から通告されてしまうも、「残り少ない命だと思って(笑)、マックスと痛みや悲しみ、愛、喜びを分かち合い、先輩方と4人ですてきな旅ができるよう頑張ります」と最年少・田中俊裕から頼もしい言葉が飛び出した。

[TBC(タバコ)チーム]で長男的存在のグレアムを演じる仲原裕之は「前作では開演前、『4人で一人!』を合言葉に円陣を組んでいました」と振り返り、サーニン役の千葉健玖もそれに呼応して「『4人で一人』を、今回もっと深めていければと思っています。演出の倉田さんを信じていますし、仲間たちを信じていますので、舞台でやる意味を体現したい」と意気込んだ。

グレアム役の中で最も若手である[BUS(帽子)チーム]の久保優二は、「この役をまた演じられることを、あらためて幸せだなって感じています。メンバーと一緒に一歩一歩、僕も成長していけたら」、アンジー役の宇佐見輝は「基本的にほかのチームとは演技のことで相談などしませんが、先輩方が演じるアンジーから盗めるところは盗んでいこうという気はあります。でも人の稽古を見て自分の役づくりが揺らぎそうだなと直感した時は見ないです(笑)」と場を和ませた。

この記事の写真

  • Studio Life『はみだしっ子』2018会見 1
  • Studio Life『はみだしっ子』2018会見 2
  • Studio Life『はみだしっ子』2018会見 3
  • Studio Life『はみだしっ子』2018会見 4

 

インフォメーション

Studio Life
『はみだしっ子〜in their journey through life〜』

【スタッフ】原作=三原順「はみだしっ子」 脚本・演出=倉田淳
【キャスト】[TRK]岩崎大/山本芳樹/緒方和也/田中俊裕、[TBC]仲原裕之/松本慎也/千葉健玖/伊藤清之、[BUS]久保優二/宇佐見輝/澤井俊輝/若林健吾
船戸慎士/牛島祥太/吉成奨人/鈴木宏明/前木健太郎/藤原啓児 ほか

■東京公演
2018年10月6日(土)〜21日(日)
・会場=シアターサンモール

■大阪公演
2018年11月2日(金)〜4日(日)
・会場=ABCホール

各公演とも
・一般前売=8月19日(日)開始
・料金=全席指定5,800円/学生3,000円/高校生以下2,500円

*岩崎大の崎は正しくは「立つ崎」

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