安西慎太郎が“全力プレー”誓う 西田大輔作・演出『野球』製作発表会 - 2018年7月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『野球』会見 1 後列左から、永田聖一朗、伊崎龍次郎、白又敦、松本岳、小西成弥、松田洋次郎、西田大輔、前列左から、小野塚勇人、多和田秀弥、内藤大希、安西慎太郎、松田凌、永瀬匡、桑田真澄

▲ 後列左から、永田聖一朗、伊崎龍次郎、白又敦、松本岳、小西成弥、松田洋次郎、西田大輔、前列左から、小野塚勇人、多和田秀弥、内藤大希、安西慎太郎、松田凌、永瀬匡、桑田真澄

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『野球』会見 17 安西慎太郎

▲ 安西慎太郎による選手宣誓

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安西慎太郎主演×西田大輔作・演出による舞台『野球 飛行機雲のホームラン〜Homerun of Contrail』の製作発表会が、17日に都内で行われた。

戦況が深刻化し、敵国の競技である野球が弾圧され、甲子園が中止されていた、1944年の日本を舞台に、甲子園の夢を捨てきれず、予科練に入隊した少年たちが、“最後の一日”に、出身校同士での紅白戦に臨む姿を描く本作。作・演出を手掛ける西田は「スポーツを題材にした作品はいくつかありますが、演劇でしかできない“本当の野球”を目指して、俳優たちと稽古に励んでいます」とあいさつした。

なお、本作における「野球監修」として桑田真澄も参加。西田は「リアルに、まっすぐに野球をすることに関して、桑田真澄さんに指導いただきたいという夢があった。それがかなって幸せな現場にいます」と話し、「現役時代、スリーアウトを捕ると、いつも走ってベンチに戻る桑田さんの姿がすごく好きした。インタビューではその理由を『守ってくれた野手たちをベンチで迎えたいから』と話していて、それに僕は感動しました。そのイメージで、この作品が“誰かを思う”物語になれば」と深い思い入れを語った。

会沢商業学校のピッチャー・穂積均役で主演を務める安西は「顔合わせで西田さんが『すげー作品をつくろう』と言ってくださり、そこからカンパニー一丸となって“すげー作品”をつくっています。観に来てくれたお客様の心の中に一生残る作品をつくりたい。本気で汗をかいて、本気で声を出して、僕たちの全力プレーを観ていただけたら」と意気込むと、均の幼なじみで、強豪校・伏ヶ丘商業学校の天才ピッチャー、唐澤静を演じる多和田秀弥は「好きなことができる、大切な人がそばにいてくれることの幸せさを、舞台を通してメンバーと一緒に体感し、再確認できる夏にできたら」と意欲を見せた。

会沢商業学校のファースト・岡光司を演じる永瀬匡は「お客さんが、野球観戦に来たような気持ちなる。僕らも全力で野球を愛して、球場の上に立っている気持ちで稽古しています。汗をかいて、笑って泣いて、全力で生きている姿を目に焼き付けていただけたら」とメッセージを送ると、伏ヶ丘商業学校 センター・菱沼力を演じる小野塚勇人は「稽古から魂のこもった、熱い演技をしている。本番は一人でも多くの方に、僕たちの男臭い、泥臭い青春を一人でも多く見ていただけたら」とアピールした。

会沢商業学校キャッチャーを演じる島田治人を演じるのは内藤大希&松田凌のWキャスト。内藤は「僕は東京の前半までなので、良いスタートを切って、凌君にバトンを繋げれたら」と気を引き締めると、松田は「野球という競技を通して、平成最後の夏に、忘れていはいけないもの、忘れたくないものを皆様にお届けしたい。一蓮托生。この座組と桑田さんのお力添えで、大輔さんのつくるこの作品を、自分たちが一球一球本気で届けます。ぜひ劇場まで確かめに来てください」と気合たっぷりに話した。

野球監修を担う桑田は「僕は観劇したのは2回くらいのもので、お話をいただいてちょっと戸惑ったのですが」と心境を明かしたが、「西田さんの熱い想いと、大学院で野球の歴史を勉強していたこともあり、僕にも力になれるかと、挑戦してみようとお引き受けしました」と話す。

キャストたちは、グラウンドで実際に野球監修・桑田とともに野球の練習を行ったそう。桑田は「練習の球場に向かう間、役者は『こんな暑い日に、しょうがないからやるか』というものだろうなと想像してたんですが、甲子園の高校球児たちに負けない元気と熱いものがありました。僕も負けない気持ちで指導しないといけないと一瞬で思いました。皆さんの熱意に驚き、良いものが仕上がるのではと確信しています」と期待を寄せる。

練習では、キャッチボールから始まり、捕球の仕方、バッティングなど、野球のさまざまなアクションを指導したという。「初日に伝えたことが、次にはできるようになっていて、短期間でこんなにも成長できるのかと、びっくりしました。サインの出し方や構え方とか、野球には細かい作業が多のですが、プロに負けないくらいのものが表現されていると思います」とキャストたちの躍動に太鼓判。

さらに「もちろん、グラウンドの上の野球と、舞台の上の野球は違うものでしょうが、彼らのチームワークや野球への気持ちから伝わる感動は同じもの、あるいはそれ以上のものがあると思う。それに、やはりスポーツは平和じゃないとできない。戦争を起こしてはいけないというメッセージも感じていただけたら」と語った。

一方、指導を受けて、安西は「僕が一番感じたのは(桑田は)『野球、好きだな!』というところ(笑)」と振り返る。「うまくなりたいというのが大事かもしれないけど、それよりも先に、野球というスポーツを好きになるところ、楽しむところから始めることが一番必要だと感じました。桑田さんも、野球を愛しながら教えてくださった姿が印象的でした」と応えた。

また、安西は肘の故障で野球を辞めてしまったそうだが「久しぶりにやって、やっぱり楽しかった。そして難しいスポーツでした。一人ではできないスポーツですから」と感慨深い表情を見せた。

小学校の時に野球をやっていたという松井勇歩は「あらためて野球をやっていたころの大好きな気持ちがよみがえりましたが、初めて関わったメンバーも野球が好きになっている」と明かす。そして「稽古の休憩中に『野球がやりたい』『グラウンドに行きたい』と言っていて、その好きな気持を作品にぶつけて、観てくれる方にも野球に興味を持って、好きになってもらえたら」とカンパニーの野球愛は着実に育まれているようだ。

最後に、安西がカンパニーを代表して「選手宣誓」を披露。「宣誓! 僕たち舞台『野球』一同は、正々堂々全力プレーをすることを誓います!」と力を込めると、キャストたちも力いっぱいに「誓います!」と続き、会見を締めくくった。

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  • 『野球』会見 1 後列左から、永田聖一朗、伊崎龍次郎、白又敦、松本岳、小西成弥、松田洋次郎、西田大輔、前列左から、小野塚勇人、多和田秀弥、内藤大希、安西慎太郎、松田凌、永瀬匡、桑田真澄
  • 『野球』会見 2 安西慎太郎
  • 『野球』会見 3 多和田秀弥
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  • 『野球』会見 16 安西慎太郎(左)と桑田真澄
  • 『野球』会見 17 安西慎太郎
  • 『野球』会見 18

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■大阪公演
2018年8月25日(土)・26日(日)
・会場=梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

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