“ひらがな擬人化”のバカリズム脚本上演に佐奈宏紀「使える武器ができた」 舞台『ひらがな男子』開幕 - 2018年7月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ひらがな男子』開幕 15 左から、武子直輝、佐奈宏紀、高橋健介、後藤大

▲ 左から、武子直輝、佐奈宏紀、高橋健介、後藤大

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日本テレビ「アイキャラ」から誕生した擬人化キャラクターをもとにした舞台『ひらがな男子』が、本日20日にAiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕した。

「ひらがな男子」とは、バカリズム、小出祐介(Base Ball Bear)、夢眠ねむ(でんぱ組.inc)による2次元キャラクターを題材にした日本テレビの深夜番組「アイキャラ」から生まれたキャラクター。50音の“ひらがな”一文字一文字を擬人化していくという企画で、これまでに「劇場版 ひらがな男子〜序〜」も公開されるなど、人気企画の一つとなっている。

今回、バカリズムが初めて2.5次元作品の脚本を執筆して舞台化。世の中から文字が消え果てた世界で、50音の仲間たちを探し求める旅に出た、ひらがなの「あ」が、ほかのひらがなたちを仲間にしてゆく珍道中を描く。

初日を前にして、あ役の佐奈宏紀、う役の高橋健介、ち役の武子直輝、の役の後藤大、そして、演出の川尻恵太が、囲み会見に登壇。バカリズムならではの間やテンポの構築に、メンバーたちはそれぞれに奮闘したことを明かした。

なお、本作では「ぁ」「ぃ」役を演じる子役・春日レイ、春日結心が参加。「子供が稽古場にいるのは大きかった」「ファミリーレストランでやった稽古場打ち上げがすごく楽しかった」と笑い合い、アットホームな稽古場が垣間見える。

特に、佐奈は「かわい過ぎて仕事にならない!」と彼らにメロメロの様子。一方、高橋は「自分の息子だったら、ひっぱたく場面が3回くらいあった(笑)。注意する時はちゃんと言うようにしてたんだけど、だんだん近寄らなくなってきた(笑)」と苦笑いを見せていた。

そのほか、会見での主なコメントは以下の通り。

■佐奈宏紀 あ役
脚本・バカリズムさんと演出・川尻恵太さんという最強のタッグ、そして、僕らキャストでつくってきた、僕たちなりの笑いを信じて本番も頑張ります。お客さんの反応がこんなに楽しみな舞台は初めてです。川尻さんは「人を楽しませることを第一に」と言っていて、エンターテインメントショーとしてつくられています。『ひらがな男子』の舞台は愛が溢れていて、笑いが絶えない稽古場でした。暑い夏で気分はうんざりだと思いますが、お客様も一緒に笑って暑さを吹き飛ばして楽しく帰ってもらえたら。
今回は、メリハリを意識しました。メリハリは、一人がやっても生まれないものなので、全員で通認識を持ってテンポをつくらないといけない。僕は、笑いって“必殺技”が効くものだとずっと思っていたんです。「この言葉を言ったら面白い」とか。でも、何なら、何も言わなくても笑いって生まれるんだなって学びました。その感覚を掴んで、みんなで共有していくのは大変だったけど、新感覚で、今後の別の舞台でも使える武器になったんじゃないかと思います。
「あ」がどういうキャラなのかというより、「あ」というキャラを好きになってもらえるようにと考えました。「あ」って世の中にたくさんあって、僕の姉の名前に「あ」があるんです。自分に入っている文字ってやっぱり気になるものですから、イヤなヤツにならないように、いいヤツをつくってきました(笑)。

■高橋健介 う役
笑いの舞台なので、いっぱい稽古を積んできました。お客様が入って完成すると思うので、大いに笑ってください。お笑いならではの間とか、いろいろな当たり前をとっぱらって、新しいものをつくりだすのが大変でした。
特技に「歌がうまい」という設定が書かれてしまったのですが……僕のシーンはいい感じに“演出処理”していただいてます(一同笑)。

■武子直輝 ち役
ハートフルで老若男女いろいろな方が楽しめる舞台です。本番も力を合わせて頑張ります。ストレートプレイと2.5次元の両方のいいところが詰まっていると思います。どっちが正解なのかではなくて、その時その時で、どちらのやり方を取るのか、僕らの応用性を問われる舞台でした。
知性の「ち」なので、日ごろから知的に見える話し方や姿勢に気を付けました。

■後藤大 の役
今までやってきた舞台の稽古とは変わった稽古で、間とか、バカリズムさんと川尻さんの面白さが出ていると思います。伸びやかに僕たちが一番楽しんでできたらと思います。舞台のルールとかあるけど、人を傷つけないことならば、お客さんに笑ってもらうために、いい意味で「面白ければなんでもいい」と思ってやってきました。
農民の「の」なのですが、大学で農業体験したことがあったので役に立ちました。

■川尻恵太
「今までにない2.5次元作品」と言われるものは、今までもあったと思うけど、今回は、たぶん“一番遠くから来た”バカリズムさんが脚本を執筆してくれました。コントやドラマを手掛けてきたバカリズムさんが、“演劇”というものを一つすっ飛ばして書いてくれた“2.5次元”の脚本は、僕らからするとセオリーにないものがたくさんあって、それを発掘してつくっていく感覚でした。みんな初めて体験したものを、そのまま舞台に僕らが出すことになるので、観る方も初めて目撃するものになるのではないでしょうか。
僕のコメディーはオンテンポのものが多いけど、バカリズムさんはオフテンポというか、間とかじわじわとボディーブローのように効かせるものが散りばめられています。2.5次元が好きな方も、初めて2.5次元を観る方も全員が笑いやすく、初めての体験をしてもらって、また観たいと思えるものになっていると思います。

公演は29日(日)まで。

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