大竹しのぶ&多部未華子&段田安則がサルトルに挑む 小川絵梨子演出『出口なし』開幕 - 2018年8月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
シス・カンパニー『出口なし』開幕 1

▲ 左から、大竹しのぶ、段田安則、多部未華子

ギャラリーで見る(全3枚)


小川絵梨子の上演台本・演出×大竹しのぶ、多部未華子、段田安則出演の顔合わせによるジャン・ポール・サルトル作『出口なし』が、25日に新国立劇場 小劇場にて開幕した。

窓も鏡もないとある一室に、ガルサン、イネス、エステルの男女3人が案内されてきた。これまで接点のなかった初対面の3人だったが、ガルサンはジャーナリスト、イネスは郵便局員、そして、エステルには年が離れた裕福な夫がいたと、次第に互いの素性や過去を明かしていく。しかし、彼らは、出口のない密室で、特に理解し合う気もなく、互いに挑発し、傷つけ合う。苦しめ合うことでしか、自分の存在を確認する術もない3人。なぜ3人は一室に集められたのか? ここで、彼らは何らかの救いを見出せるのだろうか…?

密室に集められたワケあり男女3人が濃密に、時には滑稽なほどのテンションで語りながらも、それぞれの人生、愛、恋、闘いを浮かび上がらせる。哲学者でありながら、作家・劇作家としての顔を持つサルトルの代表作に、実力派たちが挑んでいる。

■大竹しのぶ
いつもは台本で読んでいる時よりも、立ち稽古に入ってからのほうが分かってくるものなのですが、今回の作品は立ってから、稽古が進めば進むほど考えることが多かったですね。「お〜い、サルトル!」とか言いながら、稽古場で皆で笑っていました。演じる側にとっては、とても課題が大きい作品なのですが、皆で集中してしっかりと稽古を重ねてきました。お客様には「何が起こるの?」というワクワクした気持ちでご覧いただけたらうれしいですね。

■多部未華子
やってみたかった少人数の濃密なお芝居で、しかも、大竹さん、段田さんとご一緒! そして、初めての小川絵梨子さん演出という、私にとっては初めて経験することがいっぱい詰まった作品です。実は、稽古でここまで追い詰められた気分になったのも初めてです。それでも、その余裕のなさや苦しさを、前向きに味わって楽しんでいる自分がいます。小川さんの鋭利な視点、大先輩のお二人の芝居への真摯な姿勢など、刺激的で得難い感覚を毎日味わっているところです。

■段田安則
実は、サルトルが戯曲を書いていたことも知らず、小川さんの演出で、大竹さん、多部さんと芝居ができることが楽しみで出演を決めました。お芝居好きの皆さんにとっても「観たい! 面白そう!」と思っていただける組み合わせだと思うんです。僕も含まれているとうれしいですが(笑)。初めてのサルトル戯曲は、とても手ごわいものだったのですが、劇中で起こることを自分でも楽しみ、それをお客様と分かち合えれば……と思っているところです。是非、ご覧ください。

東京公演は、24日(月・祝)まで。その後、9月27日(木)から30日(日)までサンケイホールブリーゼにて大阪公演が行われる。

この記事の写真

  • シス・カンパニー『出口なし』開幕 1
  • シス・カンパニー『出口なし』開幕 2
  • シス・カンパニー『出口なし』開幕 3

インフォメーション


■大阪公演
2018年9月27日(木)〜30日(日)
・会場=サンケイホールブリーゼ

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/10138