演出・藤田俊太郎、好評作の再演に「甘えはまったくない」 中川晃教主演『ジャージー・ボーイズ』が開幕 - 2018年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『ジャージー・ボーイズ』2018開幕 BLUE 1 左から、矢崎広、中川晃教、伊礼彼方、spi

▲ チームBLUEより、左から、矢崎広、中川晃教、伊礼彼方、spi

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『ジャージー・ボーイズ』2018開幕 11 左から、藤田俊太郎、福井晶一、海宝直人、中河内雅貴、中川晃教、伊礼彼方、矢崎広、spi

▲ 左から、藤田俊太郎、福井晶一、海宝直人、中河内雅貴、中川晃教、伊礼彼方、矢崎広、spi

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中川晃教主演×藤田俊太郎演出で、2016年に初演されたミュージカル『ジャージー・ボーイズ』が再演。本日、7日にシアタークリエにて開幕した。

トニー賞、ローレンス・オリヴィエ賞などを獲得し、クリント・イーストウッド監督の映画版も好評を博した本作。ニュージャージー州出身の4人の若者たちが結成し、60年代に一世を風靡したコーラス・グループ「フォー・シーズンズ」の栄光と挫折、そして再生の物語を、“シェリー”や“君の瞳に恋してる”といったヒットソングの数々とともにつづったミュージカルだ。

2016年に初演され、菊田一夫演劇賞、読売演劇大賞などで、高い評価を受けた、中川×藤田タッグの日本版の2年ぶりの再演が実現。今回のフォーシーズンズキャストには、中河内雅貴、海宝直人、福井晶一が再結集した「チームWHITE」と、新キャスト伊礼彼方&spiと続投組・矢崎広がそろった「チームBLUE」のWキャストとなっている。

開幕を前に行われた会見での主なコメントは以下の通り。

■中川晃教 フランキー・ヴァリ役
新たに加わったメンバーと初演メンバーと共につくり上げてきました。初演の経験は、すごく力になりました。感動ポイントの一つである「関わるすべての人が一つになって生まれるもの」が真骨頂として作品の中にある、熱い『ジャージー・ボーイズ』になっています。
WHITEは、初演からさらに安定感が増した関係性を築けました。と、言ってもそれぞれに、この作品をきっかけに、2年間それぞれのフィールドで、確実に1歩1歩前に進んできたメンバーです。そんなメンバーが集まった時に、初演より良いものつくろうという向上心を感じました。和気あいあいとしてはいるけど、どこか良い意味でピリッとした空気感がありました。
BLUEチームは、一筋縄ではいかない感じがあるんですけど(笑)。物語の中では、4人それぞれが、フォーシーズンズへの思いを語っていきます。この脚本のよく出来ているところに、このメンバーが体当たりでぶつかっていく姿とリンクした時、作品の感動につながっていくんだと、稽古場から体験しています。そしてもう一つ、音楽がこの作品の主役と言っても過言ではありません。ハーモニーに、今まさに向き合っているところです。そんな、楽しくもまだまだ登る山が目の前にあるなと実感してます。
ミュージカルは今熱くなってきています! なぜ熱いのか? それは劇場に足を運んで、体感していただいたら、きっと分かっていただけると思います。音楽、芝居、そして、何よりもライブ感。劇場でしか味わうことができない醍醐味が、ミュージカルを熱くさせているんだと思います。そのミュージカルが盛り上がるように、私たちも頑張っていきたいと思います。東京でも全国でも、ミュージカルを好きな人も、見たことのない人も、さまざまな方に感動していただける作品です。

■中河内雅貴 チームWHITE:トミー・デヴィート役
初演では、この作品の難しさを痛感しました。足を引っ張らないようにと、がむしゃらに向き合っていたんですが、今回は余裕をもって、より研ぎ澄まされた“白米”のようになっています。白なので(笑)。でも、このチームは久々に会って、見えない絆と深い愛情で繋がっているのが、稽古場からひしひしと感じることができました。またブラッシュアップして、良いものをお客様にお届けできると思います。

■海宝直人 チームWHITE:ボブ・ゴーディオ役
初演はとにかく必死で、音とかハーモニーとか、必死に食らいついてきました。あらためて同じセットに立ってみると「ああ、こんな景色だったのか」「ああ、こういうことがここで起きていたのか」と発見がたくさんあって、再演で何か違ったことをやってやろうというよりも、それぞれの経験が自然とステージ上に出で、きっとまた新しいものを見てもらえると思います。期待して観に来てください。

■福井晶一 チームWHITE:ニック・マッシ役
初演は、演出の藤田さんが頭に描くものがよく分からなくて(笑)、大変な思いをしたんですが、今回は一度つくり上げてますので、演出を僕らの中でも熟させて、新たにいろいろなものが見えてきたんじゃないかなと思います。温かいホームに帰ってきたような気持ちです。この作品は音楽ありきなので、音楽に寄り添い味方にできるか、その音楽の最高のハーモニーをいかに届けられるか、チームで磨き上げて、いいドラマをお届けしたいです。

■伊礼彼方 チームBLUE:トミー・デヴィート役
初演を観て、とても魅力的だったし、トミーはやりたかった役でした。やっぱり客観的に見て面白い作品は、実際に中に入ると、思った以上に責任重大で、エネルギーが必要で、もっと周りが見えていないといけないものなんだと実感しています。中河内は「初演の時はがむしゃらだった」という通り、まさに今、(自分たちが)そう。彼ら(WHITE)は、高みから俺らを見下ろしているんですよ(一同笑)。いつかあそこにたどり着いてやろうなんて思っていますが(笑)。BLUEにはBLUEのカラーがあって、とてもクールでスタイリッシュに出来上がっているんじゃないでしょうか。同じホンなのに、ここまで解釈や動きが、こんなに違うのかと思います。スタッフさんやシングルキャストの皆さんは、大変だと思うのですが、この2パターンを支えてくださっています。自由にやって、彼(中川)が2年前に獲った賞を僕も獲りたい。でも、まあトミーなので、“最低”男優賞があったら獲れるんじゃないかな(一同笑)。中指立てたくなるようなヤツなので(笑)。

■矢崎広 チームBLUE:ボブ・ゴーディオ役
僕は、前回、REDでやらせてもらっていたのですが、アッキーさんとはまた違う特殊な稽古だったなと感じています。2年前の初演があったからこそ、僕は良い緊張感のある現場でした。そんな気持ちがあるが故に、良くない方向に作用してしまう場面も、たくさんあったのですが、そういう時に助けてくれたのが、伊礼さんやSpiさんだったと思います。チームが変われば、生まれるものが変わってくるのですが、『ジャージー・ボーイズ』という作品は、そういうものが如実に出る作品。稽古を終えて、劇場に来てみると、WHITEともREDとも違う、新しいチームが出来上がりました。再演の難しさと楽しさと、興奮と期待をすごく感じてますが、僕自身、どんなふうにお客さんに観てもらえるのか、楽しみです。

■spi チームBLUE:ニック・マッシ役
毎日楽しくやらせてもらって、愛情溢れる作品に、僕も必死に作品に食らいついてく気持ちでやっています。その愛情や楽しさが、お客さんに伝わればいいなと思います。

■藤田俊太郎(演出)
初演は、たくさんのお客様に熱気を持って受け入れてもらえましたし、たくさんの好評をいただきました。でも甘えはまったくありません。甘えからスタートするつもりはまったくなくて、新しい地平へたどり着こうとやってきました。もう一度台本を読み直し、もう一度ハーモニーを追求する。この作品の意義や形づくるものはどこにあるのか? WHITEとBLUEでそれぞれに追求しました。その結果が、今このシアタークリエの中に詰まっています。
もちろん、このメンバーは素晴らしいメンバーです。中河内君は“白米”と言いましたが、まとまりのWHITEはいつの間にか、まとまりを飛び越えて、それぞれが“荒くれ者”になりました。それぞれの個性がギュッと粒立って、輝いています。
BLUEは、新しい風を二人(伊礼、spi)が持ち込んでくれました。見ていただけたら分かる通り、日本人じゃないです(一同笑)。空気感が、見た目じゃなくて(笑)。そして、アッキーさんは“アッキーさんという国”から生まれた、ワールドワイドな人だと思っていて(笑)、それくらい身体能力と歌唱力と存在感が突出してますよね。そして矢崎君は、誇るべき東北の演劇人。この4人が集まった時に、新たなハーモニーが生まれました。
そして、ここにいない11人のキャストとスタッフ。それぞれの仕事をしている、誇り高きカンパニーが作品を支えています。控え目に見て、世界中の劇場どこに持っていっても、恥ずかしくない作品をつくりました。皆さん楽しんでください。

東京公演は10月3日(水)まで。その後、秋田、岩手、愛知、大阪、福岡、愛知、神奈川を巡るツアー公演が行われる。

なお、現在発売中の「シアターガイド」10月号では、本作の記事を掲載している。公演と併せてこちらもチェックしていただきたい。

【追記:2018/9/10】
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  • 『ジャージー・ボーイズ』2018開幕 21 左から、中川晃教、伊礼彼方、矢崎広、spi
  • 『ジャージー・ボーイズ』2018開幕 WHITE 1
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  • 『ジャージー・ボーイズ』2018開幕 WHITE 10

インフォメーション


■秋田公演
2018年10月8日(月・祝)
・会場=大館市民文化会館

■岩手公演
2018年10月11日(木)・12日(金)
・会場=岩手県民会館

■愛知公演
2018年10月17日(水)・18日(木)
・会場=日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

■大阪公演
2018年10月24日(水)〜28日(日)
・会場=新歌舞伎座

■福岡公演
2018年11月3日(土)・4日(日)
・会場=久留米シティプラザ ザ・グランドホール

■神奈川公演
2018年11月10日(土)・10日(日)
・会場=神奈川県民ホール

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