小川絵梨子が三島由紀夫戯曲に初挑戦 『熱帯樹』に林遣都、岡本玲、栗田桃子、鶴見辰吾、中嶋朋子が出演 - 2018年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『熱帯樹』上段左から、林遣都、岡本玲、栗田桃子、下段左から、鶴見辰吾、中嶋朋子

▲ 上段左から、林遣都、岡本玲、栗田桃子、下段左から、鶴見辰吾、中嶋朋子

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小川絵梨子

▲ 小川絵梨子(撮影:加藤孝)

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小川絵梨子が初の三島由紀夫戯曲に挑む『熱帯樹』に、林遣都、岡本玲、栗田桃子、鶴見辰吾、中嶋朋子の出演が決定した。

物語で描かれるのは、己の財産を守ることにしか関心がなく、妻・律子を自分の人形のように支配している資産家・恵三郎の一家。律子は夫の前では従順だが、実は莫大な財産を狙い、息子の勇に夫を殺させることを企んでいた。その計画を知った娘の郁子は、愛する兄に母を殺させようとするが……。それぞれの思いが交錯し、愛憎渦巻く家族の人間模様が、小川の演出により、新たに舞台に立ち上げられる。

権力者の父親を憎みながら母と妹の異常な愛に翻弄される息子・勇役を林、愛する兄に母を殺させようとする妹・郁子役を岡本、父親の妹で4人の家族と共に暮らす風変わりな叔母・信子役を栗田、地位や名誉を手に入れながらも息子と対立し、妻の不貞を疑わぬ父・恵三郎役を鶴見、そして、莫大な財産を狙い息子に夫を殺させることを企む勇の母・律子役を中嶋がそれぞれ担う。

■小川絵梨子(演出)
以前から、三島由紀夫の戯曲には興味を持ちつつも、なかなか挑戦する機会がなかったので、今回この作品を劇場側からご提案いただいたことが、とてもうれしかったです。『熱帯樹』の世界観は寓話的でもあり、5人の登場人物たちは誰もが寂しくて孤独なんですが、実は一人一人が物すごく逞しさや力強さに満ち溢れていて、そこがたまらなく面白く思え、この5人からなる家族という単位の小さな集合体に、今とても魅力を感じています。
本作が書かれたのは1960年ですから、既に半世紀以上も前なんですが、たとえ時代設定を現代に移し替えなかったとしても、今を生きる俳優の身体を通して上演することで、作品の世界観をリアルに表現することができるのではないかと考えています。
今回、俳優の皆さんは初めて創作を共にする方が多いのですが、唯一、林遣都さんとは昨年の舞台でご一緒していて、私にとって大変信頼のおける俳優さんでもあります。この戯曲を上演するにあたって、前々からご一緒したいと願っていた俳優の皆さんと、どのように稽古場でチャレンジを続けていけるのか、今からとても楽しみです。

インフォメーション

世田谷パブリックシアター
『熱帯樹』

【スタッフ】作=三島由紀夫 演出=小川絵梨子
【キャスト】林遣都/岡本玲/栗田桃子/鶴見辰吾/中嶋朋子

2019年2・3月
・会場=シアタートラム

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