黒木華&野村周平主演で人気小説が映画化 映画「ビブリア古書堂の事件手帖」完成披露舞台挨拶 - 2018年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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映画「ビブリア古書堂の事件手帖」完成披露 1 左から、夏帆、東出昌大、黒木華、野村周平、成田凌、三島有紀子

▲ 左から、夏帆、東出昌大、黒木華、野村周平、成田凌、三島有紀子

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三上延の人気小説を黒木華&野村周平主演で映画化した「ビブリア古書堂の事件手帖」の完成披露舞台挨拶が、17日に都内の映画館にて行われた。

北鎌倉の片隅にある古書店「ビブリア古書堂」を舞台に、極度の人見知りだが、驚くべき本の知識とプロファイリング能力を持つ若く美しき店主・篠川栞子と、過去の体験から本が読めなくなった特異体質でありながら古書堂で働き始める青年・五浦大輔が、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく本作。原作小説は、シリーズ累計680万部を記録するほか、漫画化やTVドラマ化などでも話題を集めるヒットシリーズだ。

このたび、「しあわせのパン」(2012年)や「繕い裁つ人」(2015年)などを手掛け、「幼な子われらに生まれ」が第41回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞を受賞した三島有紀子の監督で映画化。大輔が持ち込んだ、夏目漱石「それから」に隠された大輔の祖母・絹子の秘めたる恋の行方、謎の人物が狙う栞子の希少本、太宰治「晩年」をめぐり、悲しく切ない物語がミステリアスにつむがれていく。

ビブリア古書堂をイメージした本棚、さらに足元には紫陽花があしらわれ、北鎌倉に佇む映画の世界観を再現したステージに、黒木&野村をはじめ、はじめ成田凌、夏帆、東出昌大、三島有紀子監督が登壇した。

栞子を演じた黒木は「栞子さんの人見知りな部分にも共感できましたし、三島監督とまたご一緒することができて、幸せでした」と挨拶。大輔を演じた野村も「大輔という役をいただけて、自分も本をあまり読むようなタイプではないので、ピッタリだと思いました。偉大な三島監督ともご一緒にできてうれしかったです」と自らが演じた役柄と共に監督への思いを語った。

漫画専門のネット販売を行う稲垣を演じた成田は「正直、本を呼んだ時に自分次第で変わってしまうような役柄と感じ、プレッシャーがありましたが、現場では楽しんで演じることができました」と撮影を振り返った。そして、本作の過去パートで、大輔の祖母・五浦絹子を演じた夏帆は「皆様もこれからご覧になられるというとで、監督がつくり上げたビブリアの世界観をじっくり堪能していただればと思います」とコメント。太宰治に憧れ、小説家を目指す田中嘉雄を演じた東出は「三島監督とは、いつかご一緒したいとずっと思っていましたし、自分にはない非常にピュアな恋愛ができたので、とてもすてきな撮影の日々でした」と念願の三島監督との仕事を噛みしめていた。

MCから、それぞれが演じなかったパートについての感想と、演じる際にこだわった点を聞かれた黒木は「過去パートは、本当にすてきで、純文学のような、まるで小説を見ているようで、それらの思いや流れが繋がった所に自分たちがいるんだなと思いながら演じました。そして、栞子さんの癖などは、監督と相談してつくり上げていきました」と語る。

野村は「過去パートが素晴らしすぎて、実はそっちがメインなのではないか? と錯覚してしまうくらい見入ってしまいました。そして、何より“昭和が似合う二人”でした」と、成田は「音がなくなるワンカットのシーンが大好きで、それだけでも劇場で観る価値がある作品だと思います。役柄についてはジャミロクワイのようにと言われ、イメージができたので演じやすかったです」とそれぞれの役に言及しつつ、過去パートを絶賛した。

一方、その過去パートを演じた夏帆は「撮影中は、(現代パートと)まったく接点がなかったので、出来上がった作品を見て新鮮でした。それぞれが、すごく難しい役を演じていて、楽しく拝見することができました。役については、嘉雄さんとの関係性をきちんと築くことを大事にしながら演じました」と語り、東出は「もともと原作が好きで読んでいたのですが、出来上がった作品を見て、栞子さんと大輔が本当にいる! と思いました。また、太宰治が愛用していた万年筆を実際に劇中の小道具で用意していただくなど、細部までこだわっていただけたので演じやすかったです」と、それぞれの役へのアプローチ方法を明かした。

一方、監督は「栞子さんがどこを切り取っても本にも囲まれているように撮れるように意識し、さらに本棚の背中をなくして、本を通して人と人の目線を合わせるようにと演出しました」とこだわりの撮影方法を解説。二つの時代を描く上では「過去パートの二人の思いがしっかりと描かれていなければ、現代パートに届かないと思い、二つの細い川が一本の大きな川になるように心掛けました」と作品への思い入れがうかがわせた。

続いて、劇中の謎解き要素に絡めた文字の並び替えゲームコーナーに。和気あいあいとした雰囲気でゲームをこなし、制限時間いっぱいで完成した文字「だざいおさむ」を見事に的中させた黒木は「焦りすぎて、“ざ”という文字が書けなくて、東出さんに教えてもらいました(笑)」と告白し会場の笑いを誘った。

最後に本作の見どころを聞かれた野村は「こんなに心温まる作品はほかにないと思います。しっかりとしたミステリーになっています。ぜひ2回、3回と見て皆さんで謎解きしていただけたらと思います」、黒木は「(私は)本というものは素晴らしいと思っています。そして、古書はそれを過去に持っていた人の時代を超えた思いを感じることができるとともに、本作ではそんな思いを解き明かしていけると感じられる作品です。鎌倉の風を感じながら、楽しんでください!」とメッセージを送った。

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映画「ビブリア古書堂の事件手帖」

【スタッフ】原作=三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊) 監督=三島有紀子 脚本=渡部亮平/松井香奈
【キャスト】黒木華/野村周平/成田凌/夏帆/東出昌大 ほか

2018年11月1日(木)全国ロードショー
・配給=20世紀フォックス映画、KADOKAWA
 

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