早霧せいな「誇りを懸けて戦いに挑む」 浪漫活劇『るろうに剣心』が開幕 - 2018年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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『るろうに剣心』開幕 1 左から、小池修一郎、松岡充、早霧せいな、上白石萌歌

▲ 左から、小池修一郎、松岡充、早霧せいな、上白石萌歌

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『るろうに剣心』開幕 11 早霧せいな

▲ 早霧せいな

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早霧せいな主演・浪漫活劇『るろうに剣心』が、本日11日に新橋演舞場で開幕。その初日公演を前に、囲み会見と公開舞台稽古が行われた。

原作は、週刊少年ジャンプで連載された、和月伸宏の大ヒット漫画「るろうに剣心」。幕末に伝説の人斬りとして恐れられた剣客・緋村剣心を主人公に、個性的な登場人物たちが繰り広げる歴史活劇だ。大きな人気を博したアニメ版や、佐藤健主演の実写映画版でも広く知られ、2016年には、当時、早霧率いる宝塚歌劇団雪組により初ミュージカル化もされ、話題を呼んだ。

このたび、宝塚を退団した早霧が、再び緋村剣心となって新橋演舞場に見参。初日を前にして、早霧は「稽古が始まってから約1カ月ちょっとが、あまり過酷で長かったので(笑)、やっとお客様の前で初日が迎えられる緊張感と高揚感に包まれてます」と喜ぶと、加納惣三郎役・松岡充も「同じです(笑)。丁寧に丁寧に積み上げてきた」と強く同意。「それに、実際に舞台の上に立つと、また違った景色が見えてくる。(会見が始まる直前の)今の今まで最終調整で詰めているので、早く完成形をつくりたい」と思い入れがうかがえる。神谷薫役・上白石萌歌は「晴れやかな舞台に、皆さんと一緒に立てるのはドキドキ。お稽古場とはまったく違う感覚で世界をつくれている」と目を輝かせた。

演出・小池修一郎は「早霧せいなの剣心のもとに、大変面白い個性がいっぱい集まった。細胞分裂を繰り返して、活性化しているような人たちの、ものすごいエネルギーがぶつかりあっている。これが、また新たなハーモニーを生み出していくと思うので、私自身もスタートしてからどういうふうに進化していくか楽しみ」と大きな期待を寄せた。

大きな見どころの一つとなる殺陣には、早霧は「宝塚版より圧倒的に場面数、殺陣の時間が多くなってる。殺陣自体の迫力は十二分に伝わるんじゃないでしょうか」と自信をのぞかせたが、「やはり、女性同士との立ち回りとは違う、スピード感というかパワー感というか、圧倒的に違うものを至近距離で感じている。そこに自分も元・男役としての誇りを懸けて、戦いに挑むという気持ち」と笑顔ながらも気を引き締めた。

演出・小池修一郎は、早霧に「男性と一緒となると、早霧剣心は、確かに大変だった思います。ですが、それを感じさせない俊敏な動きに、芝居も歌もすごくうまくなって、一段濃く深くなったものをお見せできる」と太鼓判。「殺陣は当然素晴らしく、宙に浮いてるんじゃないかってくらい」と早霧のアクションを絶賛した松岡は「殺陣に入る前の段階、所作とか気構えも心掛けて、伝統に則った、本物の殺陣を目指してきた」と気合たっぷりだ。

また、宝塚版も観劇していたという上白石は「(宝塚版は)女性ならではの華やかさもあったけど、男性がいることで、声量とか圧とか、より一新して何もかもパワーアップしてる」と語る。

しかし、上白石は「男性陣は皆さんすてきですが、私は早霧さんの剣心しか見えていません」と熱烈な告白。早霧がこの言葉に、上白石の肩を抱き寄せると、松岡は「ちょっとは(自分も)見てるでしょ!?」とライバル心をあらわに。早霧はこれに「ガラガラ」とシャッターを締める動作を見せて、開幕前の一足早い対決に笑い合う一幕もあった。

見どころを問われると、早霧は「本当に目がいくつあっても足りないくらいに見どころ満載。隈なく、いろいろなところで、いろいろなキャラクターたちが、全然違う動きをしていたりして、これは一度だけの観劇では、絶対に物足りないと感じていただけるはず。次はここを見ようと、何回も足を運んでもらえる」とアピール。

松岡は「やっぱりお芝居に、先生は一切の妥協がない。ただセリフを言うだけで完結させないで、心の動きに、殺陣も華やかさのすべてが付いてくるものだと、みっちりやりましたから」と熱弁。さらに「あとは、ある意味“究極の2.5次元”。宝塚でトップを経て、もう一度挑む早霧さんですし、僕も90年代ビジュアル系代表として(一同笑)、2.5次元の究極を目指したい」と力を込めた。

上白石は「一秒たりとも目を離せない、あっという間の展開。殺陣と心情の動きが、繊細かつダイナミックに描かれているのいで、まばたきをなるべくせずに観てほしい。あと、花道で、お客様のそばを颯爽と走るのは、演舞場でしか味わえない迫力。ぜひ風を感じてほしい」と同劇場ならではのポイントを挙げると、小池も「(花道は)いろいろな使い方をしているので、『おお!』と思ってもらえる」とうなずいた。

最後に、キャストたちからそれぞれにメッセージ。上白石は「いよいよ初日で晴れやかな気持ちです。早霧せいなさんをはじめ、たくさんの尊敬する皆さんの背中を必死に追って、公演中もずっと進化していけたら」と意欲を見せると、松岡は「とても楽しくて、とてもドキドキして、さらに優雅に過ごせる1日を、皆様に提供できる自信があります」と胸を張る。

早霧は「剣心役は2度目になりますが、今回のキャストの皆さんと、一期一会の出会いを大切にして、本当に新鮮な気持ちで、1回1回を全身全霊で務めて参りたいと思いますので、千秋楽まで温かく見守ってもらえたらうれしいです」と真摯な言葉で会見を締めくくった。

東京公演は、11月7日(水)まで。大阪公演は、11月15日(木)から24日(土)まで大阪松竹座にて。

なお、現在発売中の本誌「シアターガイド」11月号では、早霧せいな、松岡充、三浦涼介の鼎談を掲載している。公演と併せてこちらもチェックしていただきたい。

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インフォメーション

浪漫活劇
『るろうに剣心』

【スタッフ】原作=和月伸宏「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−」(集英社ジャンプ コミックス刊) 脚本・演出=小池修一郎(宝塚歌劇団) 音楽監督=太田健(宝塚歌劇団)
【キャスト】早霧せいな/上白石萌歌/廣瀬友祐/三浦涼介/上山竜治/植原卓也/愛原実花/松岡広大/松岡充 ほか

■東京公演
2018年10月11日(木)〜11月7日(水)
・会場=新橋演舞場
・料金=全席指定1等席13,000円/2等A席8,500円/2等B席6,500円/3階A席5,000円/3階B席3,500円/桟敷席14,000円

■大阪公演
2018年11月15日(木)〜24日(土)
・会場=大阪松竹座
・料金=全席指定1等席(1・2階)13,000円/2等(3階)8,000円

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