KERA・MAP『修道女たち』ケラリーノ・サンドロヴィッチ&鈴木杏 開幕コメントが到着 - 2018年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)によるプロデュース企画「KERA・MAP」の第8弾『修道女たち』が、20日、本多劇場にて開幕した。

場所や時代は定かではないが、少し前のヨーロッパを思わせるどこか。修道院長のシスター・マーロウ(伊勢志摩)は温厚で少し気の弱さもあり、シスター・ノイ(犬山イヌコ)はむしろ修道院長然として厳格な風情、シスター・ニンニ(緒川たまき)は、母性的な優しさに芯の強さを持ち、シスター・アニドーラ(松永玲子)は修道女らしく自制的、そして、誓願を立てたばかりのシスター・ダル(高橋ひとみ)とシスター・ソラーニ(伊藤梨沙子)はまだ俗世間から抜け切れていない母娘。今年も巡礼に旅立とうとしているその時、彼女たちのもとに、亡くなった修道女の兄テンダロ(みのすけ)も訪れる。神を心から信じ、神に救われ今があると、感謝しながら日々を生きている修道女たちだが、彼女たちには何か背負った過去もあるようで……。奇跡を起こしたという殉教者の聖地に向かう6人の修道女たちと、雪深い山の麓の山荘で彼女たちを迎え入れる村の女オーネジー(鈴木杏)と、村の帰還兵テオ(鈴木浩介)の織り成すドラマが展開されていく。

KERAが初めて、“修道女”という特殊なコミュニティーに身を置き信仰に生きる人々を描いた。神を信じ、規律の中で祈りながら生活を送る人々、そして、それを取り巻く人々の間で起こる群像劇。KERAが“マジック・リアリズム”と表現する世界観のファンタジックかつ生々しい悲喜劇が立ち上げられる。

初日を迎えた、鈴木とKERAのコメントは以下の通り。

■鈴木杏
本当に、KERAさんの才能が爆裂しているような、摩訶不思議で、今ここにしかない世界が広がっていると思うので、ぜひこの唯一無二の時空を楽しみにいらしていただけたらと思います。ご来場お待ちしております。

■ケラリーノ・サンドロヴィッチ
毎度ながら無我夢中で書き上げまして、稽古場では、劇団公演ではないにもかかわらず、キャストもスタッフも一丸となって意見を交わしながらつくっていった舞台です。今年3本目の公演ですが、前のどちらとも違います。
今回は“善意の人たち”だけで物語をつくろうと思いました。以前、『消失』という作品でもやった事があるのですが、できるだけ悪意を介在させずに、それが例え間違った善意であったとしても、「善意の物語」をつくろうと思いました。
コメディーかどうかは、どちらかというとトラジェディだと思うのですが、チェーホフがあの『かもめ』を喜劇と言っていることを考えると、こういう人たちを俯瞰した視点から描いているという意味では、喜劇と言えるかもしれません。独特の世界観で、ほかの芝居ではなかなか味わえない気分を味わえるのではと思います。上演時間は長めかもしれませんが、体感はそんなに長くないんじゃないかなと思いますので、当日券でも気が向いたらぜひ見てほしいです。そして面白かったら、東京も長いし地方もあるので、ぜひ、もう一度見に来たり、知り合いを誘っていらしてください。

東京公演は、11月15日(木)まで。その後、兵庫、福岡でのツアー公演が行われる。

なお、現在発売中の「シアターガイド」11月号では、KERAのインタビューを掲載している。公演と併せてこちらもチェックしていただきたい。

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  • KERA・MAP『修道女たち』開幕 1
  • KERA・MAP『修道女たち』開幕 2
  • KERA・MAP『修道女たち』開幕 3
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  • KERA・MAP『修道女たち』開幕 5
  • KERA・MAP『修道女たち』開幕 6
  • KERA・MAP『修道女たち』開幕 7
  • KERA・MAP『修道女たち』開幕 8

インフォメーション

KERA・MAP#008
『修道女たち』

【スタッフ】作・演出=ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【キャスト】鈴木杏/緒川たまき/鈴木浩介/伊勢志摩/伊藤梨沙子/松永玲子/みのすけ/犬山イヌコ/高橋ひとみ

■東京公演
2018年10月20日(土)〜11月15日(木)
・会場=本多劇場

■兵庫公演
2018年11月23日(金・祝)・24日(土)
・会場=兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

■福岡公演
2018年12月1日(土)・2日(日)
・会場=北九州芸術劇場 中劇場

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