長塚圭史演出×風間杜夫&片平なぎさ共演『セールスマンの死』稽古場よりコメントが到着 - 2018年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する

長塚圭史演出、風間杜夫&片平なぎさ共演で、11月に上演されるKAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『セールスマンの死』。本作の稽古場の様子とキャストコメントが到着した。

主人公ウィリー・ローマンの死に至る最後の2日間を通して、競争社会の問題、親子の断絶、家庭の崩壊、若者の挫折感など、現代日本にも通ずる戦後アメリカ社会の影を浮き彫りにした本作。1949年にニューヨーク劇評家賞、ピュリツァー賞を受賞したアーサー・ミラーの代表作だ。

ウィリーを演じる風間と、その妻リンダ役の片平をはじめ、長男ビフ役・山内圭哉、次男ハッピー役・菅原永二、上司ハワード役・伊達暁、ビフの友人バーナード役・加藤啓、バーナードの父でウィリーの友人チャーリー役・大谷亮介、兄ベン役・村田雄浩と、多彩な実力派たちが、長塚とともに本作に取り組んでいる。

「いつかこれだけの戯曲と向き合える日があったら幸い」とほとんど夢見るような心持ちでいたという長塚は、「69年前に書かれたとは思えない、その現代性に驚かされるとともに、若いころに読んだ時には主人公ウィリー・ローマンの物語だと思っていましたが、この作品はウィリー最後の2日間にローマン家の家族それぞれの人生が凝縮された群像劇であり、まさしく家族劇の金字塔です。“死”とは生きることそのもの。信じていたものが崩れる中でも必死に生きてきた、生きることにすさまじく向き合ってきたウィリーとその家族の姿を描きたい。観る者誰しもが、この家族の物語に共感できる、すべての人の心を動かす作品だと思います」と力を込めている。

主人公ウィリーを演じる風間は「達成できなかった夢を持つウィリー、親子の葛藤、男のプライドを色濃く出したい。インターネットが発達し、親子、友人同士の会話も減り、人間と人間が生でぶつかりあう場が少なくなった現代、人と人が正面から向き合って、感情をぶつけ合う大切さを見てほしい。自分が生まれた年に発表されたこの作品。自分の人生のさまざまな局面を思い出し、これまで生きてきた中での経験、記憶を引っ張り出して、実感を持って演じたいと思います」と意気込む。

また、妻リンダを演じる片平は「数十年間ともに歩んできたウィリーの良さを分かっているリンダ、その気持ちを思うと、リンダの夫に対する愛情の深さはよく理解できます。とてもすてきな女性で、ある意味理想の妻とも言えるけれど、夫の夢を妨げてしまったという負い目もある、複雑な心情を丁寧に演じたいと思います。最初に読んだ時は、こんな気難しい夫にずっと愛情を注ぎ、献身的に尽くすのは難しいのでは、と思いましたが、風間さん演じるウィリーはかわいげがあってチャーミングで、風間さんのウィリーなら、心底愛し、妻として心を添わせることができます」と語った。

この記事の写真

  • KAAT『セールスマンの死』稽古場 1
  • KAAT『セールスマンの死』稽古場 2
  • KAAT『セールスマンの死』稽古場 3
  • KAAT『セールスマンの死』稽古場 4
  • KAAT『セールスマンの死』稽古場 5

インフォメーション

KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース
『セールスマンの死』

【スタッフ】作=アーサー・ミラー 翻訳=徐賀世子 演出=長塚圭史
【キャスト】風間杜夫/片平なぎさ/山内圭哉/菅原永二/伊達暁/加藤啓/大谷亮介/村田雄浩 ほか

2018年11月3日(土・祝)〜18日(日)
*プレビュー公演:11月3日(土)・4日(日)
・会場=KAAT 神奈川芸術劇場 ホール
・チケット発売中
・料金=全席指定S席8,500円/A席6,000円/U24チケット3,000円、高校生以下割引1,000円、シルバー割引8,000円
*プレビュー公演:5,500円

過去の関連記事

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/10248