生田斗真主演の劇団☆新感線新作 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』が上演 - 2018年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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劇団☆新感線『偽義経冥界歌』ビジュアル

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生田斗真を主演に迎えた劇団☆新感線・いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』が決定。2019年3月より大阪、石川、長野、東京、福岡でのツアー公演を行う。

2017年春から2018年大晦日まで約2年間、客席が360°回転する新劇場IHIステージアラウンド東京でのロングラン公演にチャレンジした新感線。旗揚げ39周年を迎える2019年は、“サンキュー興行”として、3年ぶりの新作・劇団本公演を敢行する。まず春公演として、大阪、金沢、松本での公演を行い、夏秋公演の別演目をはさみ、明けて2020年に東京、福岡公演を予定しているという。

その春公演の演目『偽義経冥界歌』は、2016年の『乱鶯』以来のいのうえ歌舞伎の新作であり、座付き作家・中島かずきによるゼロベースからの完全新作は2014年の『蒼の乱』以来。今回のモチーフは、偽物説、影武者説など、ドラマチックな謎を多く抱える源義経だ。義経が、実際に奥州に匿われていたという史実をベースに、奥州三代の盛衰の行方も絡めつつ、中島脚本ならではのファンタジーも散りばめたストーリーが展開。主人公・偽義経を中心としながらも、群像劇のような、それぞれの人間ドラマを織り込んだ、新感線ならではの笑いと殺陣、アクション満載の王道エンターテインメントに仕上がるとのことだ。

主人公・偽義経を演じるのは、『Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン! バーン!〜』(2016年)以来、新感線には4度目の出演となる生田。共演には『髑髏城の七人 Season花』に続く2度目の参加となるりょう、初参加の中山優馬、本作が初舞台となる藤原さくらのほか、山内圭哉、早乙女友貴、さらに、橋本じゅん(松本・金沢・松本)、三宅弘城(東京・福岡)のWキャスト、『メタルマクベス』disc1で退団以来21年ぶりに参加した橋本さとしも参戦。そして、粟根まことをはじめとする劇団員らが顔をそろえる。

■中島かずき
いのうえ歌舞伎の完全新作、ゼロベースからの書き下ろしという意味では『蒼の乱』以来、そして、鎌倉時代の物語を書くのはこれが初めてになります。今回モチーフに使ったのは、奥州藤原三代と源義経との関わりです、この物語では「奥州奥華(おうが)」と書き換えていますが。奥州の人たちは蝦夷の末裔なので、今回は僕が長年書き続けている北関東から東北を舞台にしている作品群『阿弖流為』『蒼の乱』『髑髏城の七人』『吉原御免状』の間を埋める作品だったりもします。義経が藤原秀衡を頼って奥州に逃げ込んでいた史実をもとにしていて、加えて義経にはもともと替え玉説もありますからね。生田斗真くんで“偽義経”というところがミソで、考えついた時には「これだ、イケる!」と思いました。基本的にキャラクターは全部当て書きですが、斗真くんに当て書きするのはこれが初めて。振り切っちゃった方がそれゆえの悲しさ、健気さが出るはずなので、彼が新感線に対して想ってくれている気持ちに応えたくて、腕によりをかけました。ここまで書いて怒られないか? と思いつつも(笑)、僕なりに斗真くんの良さを活かして書いたつもりです。

■いのうえひでのり
今回はまず斗真くんありきで、初めてのいのうえ歌舞伎の主役でと考えた時に、これまではチャラいキャラクターの方が多かったので、もうちょっと真面目にというか、がっつりと時代劇に取り組んでもらおうと思ったんです。彼の場合は芝居の基本をウチの劇団で身につけたようなところがあって、“準劇団員”いわゆる“新感線TRIBE”の中ではメイン役者の一人でもありますから(笑)。脱ステージアラウンド第1弾の主役としても、とても力強い存在。どちらかというと“受け”の芝居をすることが多いようですが、今回は珍しくその逆、ツッコミまたはボケの芝居を楽しんでもらえることと思います。そして、僕としてはとにかく観客席を回すことを考えなくていいので、そういった意味では久しぶりに通常業務に戻る感覚もありますね。とはいえ、今回の台本もこれまた大変で、ある意味“義経伝説”であり、「リメンバー・ミー」でもあり、主役を張れるくらいの個性派たちがゾロゾロ出てくるので「アベンジャーズ」でもあり(笑)。“偽義経”のはずなのに? と思われるでしょうが、観ればきっと「ああ〜、そういうことか!」と納得していただけるのではないかと思います。

■生田斗真
劇団☆新感線には『Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜』以来、3年ぶり4回目の参加になります。実は、いのうえ歌舞伎に主演という形で出させていただくのも、中島さんの書き下ろしに出させていただくのも初めてなんです。源義経の偽物の役どころになりますが、歴史上の人物を描きながらも、僕が属するチームのパートは意外と自由にやれそうだとも思っていて。あまり型にハマり過ぎず、舞台上で縦横無尽に飛び回りたいですね。それにしても、基本的に新感線の皆さんとご一緒する時はちょっと頭の弱いキャラクターになることが非常に多くて(笑)。今回もどうやら正義感に溢れた、憎めないおバカちゃん的な役になりそうです。そしてたっぷりと立ち回りがあり、歌があって、ほんの少しのラブがある、いかにも新感線らしい作品になるんじゃないかと予想します。本格的な時代劇なので着ているものが重かったり暑かったりしますが、お客様にはこちらが苦労すれば苦労する分、楽しんでいただけるはずですからね。今回も大いに苦労をして、大いにヒイヒイ言いながら、頑張りたいと思っています。

インフォメーション

2019年劇団☆新感線興行・春公演
いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』

【スタッフ】作=中島かずき 演出=いのうえひでのり
【キャスト】生田斗真/りょう/中山優馬/藤原さくら/粟根まこと/山内圭哉/早乙女友貴/ 橋本じゅん(大阪・金沢・松本公演)/三宅弘城(東京・福岡公演)/橋本さとし ほか

■大阪公演
2019年3月8日(金)〜21日(木・祝)
・会場=フェスティバルホール
・一般前売=1月27日(日)開始
・料金=全席指定S席13,800円/A席11,500円/B席9,500円

■石川公演
2019年4月2日(火)〜7日(日)
・会場=金沢歌劇座
・一般前売=1月27日(日)開始
・料金=全席指定S席13,800円/A席11,000円

■長野公演
2019年4月18日(木)〜21日(日)
・会場=まつもと市民芸術館
・一般前売=1月27日(日)開始
・料金=全席指定S席13,800円/A席11,500円/B席9,500円

■東京公演
2020年2月予定
・会場=TBS赤坂ACTシアター

■福岡公演
2020年4月予定
・会場=博多座

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